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購入5年・バッテリー未交換のまま9日間の帰省へ…翌朝、郊外のマンション駐車場で40代Fさんが青ざめた瞬間

  • 2026.8.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。今年のお盆休み、家族そろって実家へ帰省した方も多いのではないでしょうか。

新幹線や飛行機で帰省すると、自宅の車には出発から戻るまで何日も乗らないことになります。今回は9日間の帰省から戻った翌朝、マンションの駐車場で車のエンジンがかからなくなってしまった事例を紹介します。

帰省から戻った翌朝、買い出しに出ようとすると車が動かない

郊外のマンションに暮らす会社員のFさん(40代)は在宅勤務が中心で、車に乗るのは週末に近所のスーパーへ買い物に行く程度です。今年のお盆休み、Fさん一家は休暇をつなげて9日間の予定を組み、新幹線で妻の実家へ帰省しました。

自宅に戻った翌朝、Fさんはスーパーに買い出しに出ようと、駐車場に停めてあった車に乗り込みます。ところが、スタートボタンを押してもセルモーター(始動用の小型電動機)が弱々しく回るだけで、エンジンはかかりません。室内灯も、普段より暗く感じられました。

JAFを呼ぶと原因はバッテリー上がり、交換に約2万8,000円

Fさんは、JAFに救援を依頼しました。会員のため料金はかからず、駆けつけた隊員の応急処置でエンジンは無事に始動します。隊員によると、原因は「バッテリー上がり」でした。

乗らない間も、車載のコンピュータなどが少しずつ電気を使い、バッテリーは自然に放電していきます。Fさんの車は購入から5年がたち、バッテリーは一度も交換していませんでした。

しかも、普段の運転は近所への短距離ばかりで、走って充電する量より使う電気のほうが多い状態が続いていました。駐車監視機能付きのドライブレコーダーや真夏の高温も重なって弱っていたところに、9日間乗らなかったことが決定打になったのです。

隊員からは、エンジンがかかってもバッテリーの電力は戻っていないため、点検を受けるよう伝えられます。エンジンを切らずにその足でカー用品店に寄って状態を点検してもらうと、電気をためる力がかなり落ちていました。

このまま使えばまた同じことが起きるため、Fさんは新品への交換を決めます。かかった費用は約2万8,000円でした。

「動かさないだけでバッテリーが上がるなんて、思ってもいませんでした」

交換を終えて帰宅したFさんは、妻にそうこぼしました。週末の買い物にしか使わない車のために、思いがけない出費になりました。

長期不在の前に確認したいバッテリーの年数

バッテリーの寿命は、一般的に2〜3年が目安とされています。アイドリングストップ機能を備えた車など、車種によってはさらに短い場合もあります。前回の交換から2〜3年がたっているなら、長期の帰省や旅行の前に点検を受けておきましょう。

Fさんのように近距離の走行が中心だったり、停車中も電気を使う機器を取り付けていたりする車は、バッテリーが上がりやすくなります。交換からの年数が浅くても、長く家を空ける前にカー用品店などで状態を測ってもらいましょう。

JAFの救援理由は「バッテリー上がり」が最も多く、お盆の時期には救援依頼が急増します。駐車場や出先で動かなくなった場合に備え、JAFや自動車保険に付帯するロードサービスの連絡先も控えておきましょう。

参考:よくあるロードサービス出動理由(JAF)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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