1. トップ
  2. 年末年始は“楽しくこもる”準備まで完璧に! 3人のマダムの日常に学ぶ、自分らしい暮らしの整え方【書評】

年末年始は“楽しくこもる”準備まで完璧に! 3人のマダムの日常に学ぶ、自分らしい暮らしの整え方【書評】

  • 2026.7.28

【漫画】本編を読む

年末は何かと忙しい。掃除をして、正月飾りを出して、年越しの食事を用意して……。やることに追われているうちに、あっという間に一日が過ぎていく。けれど、せっかくの年末年始。家を整えるだけでなく、自分が楽しく過ごすための準備までしてこそ、心から「準備万端」と言えるのかもしれない。

『マダムたちのルームシェア』(seko koseko/KADOKAWA)は、3人のマダムがルームシェアをしながら、毎日の暮らしを楽しみに変えていくコミックエッセイ。栞、沙苗、晴子は、掃除や買い物といった年末の用事も、3人で分け合いながら軽やかにこなしていく。家を整えるだけでなく、自分が楽しく過ごす準備まで忘れないところが素敵だ。

たとえば、年末の準備に大忙しだったマダムたちは、掃除も飾り付けも、年越しのご飯も、見事に完了。「何もかもがカンペキ!」と気合十分だ。ところがそこで栞が向かったのは本屋。年末年始に家で読む本を、しこたま買い込むためである。

本屋での3人の過ごし方も、それぞれらしくていい。沙苗と晴子は面白そうな本を見つけて盛り上がり、栞は幼稚園児向けの雑誌の付録に目を輝かせる。年末だからと財布の紐がゆるむ沙苗に、電子書籍派の栞。読書ひとつとっても、好みや楽しみ方が違うのだ。

年末年始をどう過ごすかは、人それぞれだ。誰かと出かけるのもいいし、家にこもって本を読むのもいい。大切なのは、自分が心地よく楽しめる時間をちゃんと用意しておくことなのだろう。マダムたちを見ていると、年末の慌ただしさまで何だか楽しく見えてくる。私も年末年始は好きな本を抱えて過ごしたくなった。そんな風にマダムたちの暮らしを自然と真似したくなる一作だ。

文=アサトーミナミ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ