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同棲を約束した年下上司には婚約者がいた!? やっと人生を取り戻した元サレ妻に新たな試練が到来。急展開を迎える『サレてからモテます』第4巻【書評】

  • 2026.7.27

【漫画】本編を読む

ようやく自分を取り戻せたはずなのに、新たな試練が立ちはだかる。『サレてからモテます』(椎葉きのこ:漫画、風沢氷花:原作/KADOKAWA)は、離婚をきっかけに本来の自分の人生を歩み出す女性の物語だ。現在第9巻まで発売されている本作から、大きな波乱を迎える第4巻を中心に紹介する。

主人公の夕香はアパレルデザイナーとして働く女性。ずっと憧れていた遼平と結婚した彼女は、「嫌われたくない」という一心から、夫の言いなりとなって過ごす毎日を送っていた。しかし最悪な形で夫の不倫を知ることとなり、さらに一方的に離婚を言い渡されて人生のどん底に落ちる。そんな絶望のなかで彼女の支えとなったのが、職場の年下上司・奏人だった。彼の温かい励ましに背中を押され、夕香は「素の自分」で生きることを決意。我慢をやめて本来の輝きを取り戻すことができたのだが、再び波乱の運命が待ち受ける。

そんな順調に見えた夕香と奏人の関係だったが、第4巻ではなんと奏人には「婚約者」がいるという事実が明らかになるのだ。同棲の話まで出ていたにもかかわらず、急に見えなくなった彼の本心。最初から知っていれば、こんなに心を奪われることはなかった――。夕香の胸に大きな葛藤が渦巻いていく。

奏人の婚約者・紫帆は取締役の娘であり、新卒2年目ながらすでに注目を集める若手デザイナーだ。そんな才色兼備な彼女の指導役に、よりによって夕香が抜擢される。仕事と割り切って挨拶をする夕香に対し、紫帆は「あなたから教わることはありません」と敵意をむき出しにする。なぜか奏人からも避ける態度を取られ、夕香はピンチに立たされる。

どれほど理不尽な壁にぶつかっても、決して下を向かずに前を向こうとする夕香の強さが本作の見どころだ。弱い過去の自分を捨て去った彼女が、デザイナーとしてのプライドと恋を守るため、この状況にどう立ち向かっていくのか。ぜひ最後まで見届けてほしい。

文=ゆくり

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