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「少しくらいいいだろ!」子供の運動会でお酒を飲んでしまった男。だが、男に待っていた自業自得の結末とは

  • 2026.7.29
「少しくらいいいだろ!」子供の運動会でお酒を飲んでしまった男。だが、男に待っていた自業自得の結末とは

体育館の隅で、昼から

小学校の運動会でした。朝から日差しが強く、学校が暑さ対策に体育館を開けてくれていたんです。

昼休みは、弁当を広げる家族でいっぱいでした。

うちも壁ぎわにシートを敷いて、下の子と並んで座りました。

斜め向かいには、大人が四人ほどの組がいました。

そのうちの一人が、昼から飲んでいます。

「そのへんにしとけよ、午後もあるんだから」

同じ組の人が、笑いながら声をかけます。

「弁当のあとに、少しくらいいいだろ!」

飲んではいけないと書かれていたわけではありません。

ただ、近くの親が何人か顔を見合わせたのは、私にも見えました。

午後の部が始まっても

昼休みの終わりの放送が入ると、みんな一斉に校庭へ動き始めました。

体育館の隅で、その人は横になったまま動きません。同じ組の人たちは声をかけたようでしたが、先に出ていきました。

午後の部が始まりました。

入場の音楽が校庭から流れるなか、私は忘れたシートを取りに一度だけ体育館へ戻ります。

広い床に、その人だけが残っていました。

そこへ、学校職員の方が鍵の束を持って入ってきたんです。

最後まで、同じ声で

「すみません、そろそろ閉めさせていただきます」

職員の方は、少し離れたところから声をかけました。

返事がないので、もう一度繰り返します。

三度目で体が起きて、そこから声が大きくなりました。

「まだ休んでるだけだろ、何が悪いんだ」

「お怪我をされると困りますので、校庭のテントでお休みください」

職員の方の声は、最初とまったく同じ大きさでした。言い返しもしません。

男性はもう一言、何か言いかけて、入口のほうを見たところで止まりました。

忘れ物を取りに戻った保護者が、五、六人立っています。

誰も何も言いません。全員が、こちらを見ていました。

「……分かったよ」

続きの言葉は出てきませんでした。男性は自分でシートを畳み、紙コップを袋にまとめて、出口へ向かいます。

「ありがとうございます。足元、気をつけてくださいね」

職員の方は、最後まで同じ調子でした。男性は振り返らずに、会釈だけして出ていきます。

午後の部の残り時間、その人はテントのいちばん後ろに座っていました。徒競走の応援で周りが立ち上がっても、動きませんでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

※お酒は20歳になってから

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