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屋根付き敷地内の駐輪場なのに…40歳パート女性、朝の送迎前に駐輪場で直面した約5万円の痛手

  • 2026.8.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。日常の買い物や子どもの送迎に、電動アシスト自転車を使っている方は多いのではないでしょうか。

毎日の生活を支える便利な乗り物ですが、敷地内に停めていてもトラブルに巻き込まれる場合があります。今回は、マンションの駐輪場で盗難被害に遭った家族の事例を紹介します。

壊された差込口と残された車体

築10年のマンションに住むFさん(40歳・パート)は、夫と保育園に通う子ども2人の4人家族です。子どもの送迎や買い物に、電動アシスト自転車を普段から使っていました。

駐輪場は敷地内の1階にあり、屋根が付いています。しかしオートロックの内側ではなく、道路から誰でも立ち入れる造りです。バッテリーは車体にロックされていて鍵で外す仕様のため、付けたままにしていました。

抜き取るには鍵が要るため、それで十分だと考えていたのです。ある朝、送迎に出ようとしたFさんは異変に気づきます。車体そのものは残されていましたが、バッテリーだけが消えていました。バッテリーの差込口の一部が破損しており、力ずくで持ち去られたことが分かります。

施錠していても起きるバッテリーの盗難

同じような被害は、Fさんの家だけではありません。警視庁によると、令和6年中に都内で発生した電動アシスト自転車のバッテリーの盗難は330件です。

そのうち約7割が、住宅の敷地内で起きています。中高層住宅では、鍵を差したままにしていたものが41件で、鍵を抜いていたものなどが45件です。鍵を抜いていても、被害は起きています。

Fさんは警察に届け出ましたが、バッテリーは戻ってきませんでした。純正のスペアバッテリーを買い直すと、税込49,940円。5万円近い出費になりました。Fさんは、こう振り返ります。

「自転車ごと盗まれる話は聞いたことがありましたが、電池だけ抜かれるなんて」

被害の日から、Fさんは帰宅のたびにバッテリーを外して自宅へ持ち帰っています。

バッテリーは取り外して持ち帰る備えを

帰宅したらバッテリーを車体から取り外し、自宅で保管しましょう。充電のついでに持ち帰る流れにすると、無理なく続けられます。車体に付けたままにするときは、バッテリー本体にワイヤー錠を通す二重ロックが有効です。

また、これから電動アシスト自転車を選ぶときは、交換用バッテリーの価格も確認しておいてください。盗まれたときにいくらの出費になるかが分かり、置き方や施錠の手間をどこまでかけるかを決めやすくなります。

参考:電動アシスト自転車のバッテリー盗難に注意(警視庁)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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