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9日間の夏休み旅行から戻った3人家族→ポストに届いていた“検針票1枚”に43歳父が青ざめたワケ

  • 2026.8.13
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。長期の外出から戻ったとき、自宅の中に変わった様子がないとほっとするのではないでしょうか。

しかし、目に見えないところで思わぬトラブルが進んでいる場合もあります。今回は、家を空けたあとに届いた検針票から、自宅の漏水が判明した事例を紹介します。

検針票の請求予定額は、いつもの倍の18,000円台

Mさん(43歳・会社員)は、妻と中学生の長男の3人家族です。築18年のマンションの7階に住み、水道の検針は2か月に一度のペースで回ってきます。

去年の夏、Mさん一家は家族3人で9日間の旅行に出かけました。帰宅後も、室内や設備に異変は見当たりません。ところが旅行から1か月半ほどたったころ、ポストに入っていた検針票を見て、Mさんの手が止まります。リビングにいた妻に、思わず声をかけました。

「水道代が、いつもの倍になっているんだけど」

検針票には、今回の使用水量と、口座から引き落とされる予定の金額が印字されています。ふだんは8,000円台のところ、金額は18,000円台。使用水量の欄も、いつもの倍近い数字でした。

床はぬれず音も聞こえないトイレの漏水

原因を探してトイレをのぞくと、便器の水面が絶えず揺れていました。内側を、うっすらと水が伝い続けています。修理業者を手配して調べてもらうと、タンク内で水量を調節する部品が古くなり、水が止まらないまま便器へ流れ続けていると分かりました。

水は便器の内側を伝って排水口へ消えるため、床はぬれません。音もドアを閉めれば聞こえない程度で、在宅中は家族の誰も気づけませんでした。旅行で留守にした9日間も、水は流れ続けていたのです。

Mさんが水道局に問い合わせると、減額の対象になるのは地中や壁の中など発見の難しい給水管の漏水が中心で、トイレの器具の劣化は対象外という回答でした。減額の条件は、自治体によって違います。

部品の交換に12,000円がかかりました。いつもの請求より増えた水道代およそ10,000円とあわせると、22,000円の出費です。

検針票は捨てずに1枚とっておく

水道の検針は2か月に一度です。漏れ始めた時期によっては、次の検針票が届くまで2か月近く気づけません。検針票には、今回の使用水量や請求予定の金額などが記載されています。前回の検針票を1枚とっておけば、使用水量の欄を並べて見比べられます。

いつもより増えていたら、家じゅうの蛇口を閉めた状態で水道メーターを見てみましょう。いつもより増えていたら、家じゅうの蛇口を閉めた状態で水道メーターを見てみましょう。メーターの中のパイロット(銀色の小さなコマ)が回っていれば、どこかで水が漏れているサインです。

トイレの漏水と分かったら、タンクへ水を送る止水栓を閉めて流れを止め、修理を手配してください。止水栓は便器の脇の壁や床から出ていて、ドライバーで回して閉められます。

参考:漏水(水漏れ)に伴う水道料金等の減額について(横浜市)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。

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