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「卵まで産んでいる…」お盆の4日間帰省から戻った40代夫婦→庭に出た瞬間、思わず立ち尽くしたワケ

  • 2026.8.9
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

ハトに対して、ベランダや屋根などに居座り、フンや鳴き声で悩まされる鳥という印象をお持ちの方も多いでしょう。しかし、本当に困るのは、気付かないうちに巣を作られ、卵まで産み落とされてしまったときです。実は、その段階になると、自分の判断ですぐに撤去できない場合があります。

今日は、お盆の帰省から戻ると庭木にハトが巣を作っており、思いがけず長期間対応に追われることになった戸建て住宅にお住まいの方のエピソードをご紹介します。

木からハトの鳴き声?お盆の帰省から戻ると“巣”ができていた

数年前、戸建て住宅で暮らす40代のAさんご夫婦から伺ったお話です。

Aさんご家族は、お盆休みを利用して4日間実家へ帰省していました。久しぶりに親族と集まり、子どもたちも祖父母と遊んで大満足。楽しい思い出を胸に、自宅へ戻ってきたそうです。

荷物を片付け終えたAさんは、留守中に土が乾いているだろうと思い、庭木へ水やりをしようと外へ。そのときでした。

「クルックー、クルックー」

庭木の奥から、ハトの鳴き声が聞こえてきたのです。

「こんなところにハトがいるのかな?」

不思議に思って木へ近づくと、突然一羽のハトが勢いよく飛び立ちました。驚いたAさんが枝の間をのぞき込むと、小枝が丁寧に組まれた巣があります。さらにその中には、白い卵が2個。

「卵まで産んでいる…」

思わず声が漏れ、ご家族も集まってきました。

片付けは簡単にはできなかった

Aさんは庭用の手袋とごみ袋を用意し、巣へ近づきました。

「早く片付けてしまおう」

ところが、ふと「卵があるけれど、本当に撤去して大丈夫なのだろうか」という不安が頭をよぎります。

その場でスマートフォンを取り出して調べると、ハトは鳥獣保護管理法(野生鳥獣を保護・管理するための法律)の対象であり、卵やヒナがいる状態では、許可なく捕獲したり、巣や卵を撤去したりできない場合があることを知りました。

「えっ…勝手に片付けたらいけないの?」

思わず手にしていたごみ袋を下ろし、その場で立ち尽くしてしまったそうです。

自治体や専門業者へ相談したところ、自分の判断で撤去を進めるべきではないことが分かりました。そのため、Aさんは無理に巣を撤去することはせず、ヒナが巣立つまではそのまま見守ることにしたそうです。

庭に近づけず、子どもも遊べなくなった

Aさんご家族は、しばらくの間、庭木の周辺へ近づくことを控えるようになりました。親鳥は巣の様子を見に何度も庭へ戻ってきます。

「刺激してしまったらどうしよう」

Aさん自身もそういう思いから、できるだけ巣に近づかないよう意識していたそうです。

「また飛んできた…」

子どもたちも庭木にハトがいる様子を見て怖がるようになり、それまで楽しみにしていた庭遊びはしばらくお休みに。その間は、家の中でゲームをしたり動画を見たりして過ごす時間が増えたそうです。

ハトに巣を作られにくい庭づくりを意識するようになった

この出来事以来、Aさんご家族は、庭の手入れを以前より意識するようになりました。

  • 庭木が茂り過ぎていないか
  • 室外機の裏や軒下に小枝や落ち葉がたまっていないか
  • ベランダや植栽の陰など、人目につきにくい場所ができていないか

普段から庭木を剪定し、不要な物を片付けるなど、ハトが巣を作りにくい環境を保つよう心掛けるようになったそうです。

「庭は手入れをする場所という認識しかありませんでしたが、鳥にとって住み着きやすい環境になっていないかという視点も大切だと実感しました」

Aさんはそう振り返っていました。

庭の管理が思わぬトラブル防止につながる

ハトは、軒下や室外機の裏、ベランダ、植木の陰など、人の出入りが少ない場所に短期間で巣を作ることがあります。帰省や旅行などで数日間家を空けるだけでも、その間に巣作りが進んでしまう可能性は十分あるでしょう。

また、卵やヒナがいるハトは鳥獣保護管理法によって保護されており、許可なく捕獲したり、巣や卵を撤去したりできません。帰宅後に巣や卵を見つけても、自分の判断だけで対応せず、自治体や専門業者へ相談しながら適切に対応することが大切です。

長期不在の前にはハトが巣を作りやすい場所を一度見回り、普段から枝の剪定や不要な物の片付けを心掛けておきましょう。ちょっとした庭の管理が、帰宅後の思わぬトラブルを防ぐことにつながります。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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