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「月1万円の投資なんて意味ない…」普通預金のまま放置した30代夫婦→2年後、銀行窓口で提示された試算を見て“絶句したワケ”

  • 2026.8.16
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

最近ではNISAの「つみたて投資枠」の活用が広がっており、積立投資が気になっている人も多いのではないでしょうか。

積立投資は少額からスタートできるのがメリットの1つですが、「とはいえ少額だと投資効果が出にくいんじゃないの?」と勘違いされているケースも。

今回は「少額じゃ意味がない」と思い込み、投資のスタートが遅れてしまった夫婦の事例を紹介します。

「月1万円程度の投資は意味がない」と勘違いしていた夫婦

30代の女性・Aさん(仮名)は、老後資金への不安から、夫婦で貯蓄計画を見直していました。

NISAの活用にも興味はあったものの、まとまったお金を用意する余裕はなく、少額からスタートできる積立投資が気になっていたとのこと。

しかし、周りでも積立投資を始めている人はいたものの、毎月7万円・10万円などの高額を積み立てているケースばかりだったそうです。

「今は子育て中なので、毎月何万円も投資に回すのは難しくて…。少額からでも始められるのは知っていましたが、たった1万円を積み立てても投資効果は大きくないのかなと思っていました」

結局、普通預金での貯蓄を続けることにしたAさん夫婦。その後、大きな勘違いに気付くことになります。

2年後、銀行窓口で告げられた事実に絶句…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

ある日、用事を済ませに銀行窓口に訪れたAさん。

キャンペーンの一環でNISAの活用を勧められたため、「今はまとまった金額を投資するのが難しい」ということを相談しました。

すると、担当者からまさかの言葉が。

「積立投資では、運用で得た利益を再投資することで、さらに利益が生まれる“複利”の効果が期待できます。たとえば月1万円を積立投資した場合、年率3%なら10年で19万円、20年では87万円の利益を得られる計算です。長期運用により複利効果を活かしやすくなるため、少額からでもコツコツ続けることに意味があります」

「同じ年率と仮定しても、『最初の10年間』と『次の10年間』でこんなに利益に差が出るんですか?」

Aさんは驚きます。

「これが“複利”の効果です。もちろん、投資信託は実際には利率が固定されるわけではありませんし、元本割れのリスクもあります。ただ、『少額だから意味がない』というわけではありません」

担当者の話を聞いたAさんは夫婦で相談し、後日、NISAを活用して毎月1万円の積立投資を始めたそうです。

「積立投資は、金額だけでなく期間も大切なんだと分かりました。今は無理なく気長に続けて、余裕ができたら増額も検討したいと思います」

Aさんはそう話されていました。

毎月1万円でいくら利益が出る?30年間運用した場合のシミュレーション結果

毎月1万円の積立投資を続けた場合のシミュレーション結果は、以下のとおりです。

【年率3%の場合】

  • 10年目:139万円(元本120万円・運用収益19万円)
  • 20年目:327万円(元本240万円・運用収益87万円)
  • 30年目:579万円(元本360万円・運用収益219万円)

※金融庁の「つみたてシミュレーター」を使用

※年率3%で運用できたと仮定した場合のシミュレーションであり、実際の運用成果を保証するものではありません

Aさん夫婦のように老後資金を想定して積立投資をする場合、20年・30年と長期で運用することで、少額からでも複利のメリットを得やすくなります。

「毎月何万円も捻出するのは難しい」と積立投資を諦めていた人は、投資額の大きさだけにとらわれず、無理のない金額で長期的に運用することも選択肢の1つです。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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