1. トップ
  2. 恋愛
  3. 6回デートを重ねるも…男性から“交際保留”に→原因となった、38歳女性が“良かれと思って”放った提案とは?【婚活のプロは見た】

6回デートを重ねるも…男性から“交際保留”に→原因となった、38歳女性が“良かれと思って”放った提案とは?【婚活のプロは見た】

  • 2026.8.29
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後のお金をどう管理するかは、夫婦によって大きく異なります。
給料をすべて一つにまとめる家庭もあれば、生活費だけ共有し、それ以外は各自で管理する家庭もあります。

今回は、「お金はまとめたほうが安心」と考えていた38歳女性と、その提案に窮屈さを感じた40歳男性のエピソードを紹介します。

Aさんにとって「お金をまとめること」は安心のための仕組みだった

38歳のAさんは、もともと貯蓄をしっかりするタイプでした。
毎月の生活費を決め、残った分は先取りで貯金。大きな買い物をするときも、事前に予算を決めてから使うようにしていました。

そんなAさんが約2か月半で6回デートを重ねていたのが、40歳の男性です。

二人は仕事や休日の過ごし方について大きな違いもなく、真剣交際を意識する段階まで進んでいました。

そこである日、結婚後のお金の管理について話すことに。
Aさんは「給料は二人とも一つの口座に入れて、そこから生活費も貯金も出すのが一番分かりやすいと思う」と伝えました。
さらに、「自由に使えるお金は、お互い月3万円くらいにしたら十分じゃない?」と続けたそうです。

Aさんとしては、二人のお金を見える状態にして、無駄遣いを防ぎたいという考えでした。

「自分のお金を全部管理されるの?」男性が感じた窮屈さ

男性も、結婚後に家計を共有すること自体には賛成していました。
ただし、Aさんの提案には引っかかる部分がありました。

「給料を全部一つに入れたら、何に使ったか全部分かるってことですよね?」

男性がそう聞くと、Aさんは「夫婦ならそのほうが安心じゃない? 大きな出費も防げるし」と答えました。

男性は趣味に毎月2〜3万円ほど使うことがあり、友人との食事や仕事関係の付き合いもありました。
浪費するタイプではありませんでしたが、毎月決められた金額だけを受け取り、それ以外の支出を細かく共有する生活には抵抗があったのです。

男性からは後日、「結婚したら自分で自由に使えるお金がほとんどなくなるように感じました」と聞きました。

一方、Aさんは「隠すことがなければ、全部まとめても問題ないと思っていました」と話していました。

二人が違っていたのは、貯金したいかどうかではなく、“どこまでお金を共有するのが安心なのか”という感覚でした。

節約のためのルールが、相手には「管理」に見えることもある

私はAさんに、「家計を管理したいことと、相手のお金をすべて管理することは同じではありません」と伝えました。

Aさんの目的は、二人で無駄遣いを減らし、将来のために貯蓄することです。
その目的自体は男性も否定していませんでした。

ただ、方法として「給料はすべて同じ口座」「自由に使えるお金は月3万円」と最初から決めてしまうと、相手にはルールを一方的に設定されたように感じられることがあります。

Aさんは「夫婦なら全部一緒にするものだと思っていました」と話しましたが、家計管理にはいくつもの方法があります。
収入をすべて共有する家庭もあれば、毎月一定額だけ生活費として出し合う家庭もあります。

大切なのは、どの方法が正しいかではなく、二人が納得して続けられるかどうかです。

共同生活費だけを出し合う方法も検討することに

その後、二人には家計管理の方法をいくつか並べて考えてもらいました。

一つ目は、Aさんが希望していたように、給料をほぼまとめて管理する方法。

二つ目は、家賃や食費、光熱費、共同貯金など、毎月必要な金額だけを二人で出し合い、残りは各自で管理する方法です。

三つ目として、収入額に応じて生活費の負担割合を変える方法も検討しました。

たとえば、毎月の共同生活費と貯金を先に決め、それを入金した後に残ったお金は各自で自由に使う形です。
これなら、将来の貯蓄を確保しながら、趣味や友人との付き合いについて毎回説明する必要もありません。

Aさんも「全部まとめる以外にも、ちゃんと貯金できる方法はあるんですね」と話していました。

男性側も、生活費や貯蓄額を共有することについては前向きでした。

真剣交際への移行はいったん保留となりましたが、二人はお金の管理方法について改めて話し合うことになりました。

家計管理は「共有する範囲」を二人で決める

夫婦のお金を一つの口座にまとめるべきか、別々に管理するべきかに、決まった答えはありません。

大切なのは、毎月いくら生活費が必要なのか、どのくらい貯蓄したいのか、自由に使えるお金をどう考えるのかを具体的に話すことです。
特に婚活中は、「私はお小遣い制がいい」「全部別財布がいい」と方法だけを先に決めるのではなく、なぜその方法を希望するのかまで伝えてみてください。

「将来の住宅購入のために毎月10万円は貯めたい」「趣味に月3万円程度は使いたい」など、数字まで出すと話し合いやすくなります。

また、自由に使うお金についても、すべての使途を共有したいのか、一定額までは各自に任せるのかなど、考え方は人それぞれです。

結婚後の家計は、どちらか一方が管理するものではなく、二人の生活を支える仕組みです。

節約や貯蓄を重視する場合も、相手の自由を必要以上に制限していないかを確認しながら、無理なく続けられる方法を探すことが大切です。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部内容を改変・再構成しています

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ