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「自分には合わない」6回デートを重ねるも“交際終了”することに…→30代男女が、結婚手前で目の当たりにした“致命的なズレ”

  • 2026.8.26
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚相手を探すとき、性格や年収、子どもを希望するかどうかなどを重視する方は多いでしょう。
一方で、意外と見落とされやすいのが「休日に何をしたいか」「自由に使えるお金を何に回したいか」という部分です。

どちらも結婚生活では何年も続いていくため、少しの違いが大きなストレスになることもあります。

今回は、旅行が好きな35歳女性と、住宅購入のために貯蓄を優先したい38歳男性の間で起きたエピソードを紹介します。

年2回は海外へ。旅行が仕事のモチベーションだったAさん

35歳のAさんは、旅行が大きな楽しみの一つでした。

独身時代は年に1〜2回ほど海外へ行き、それ以外にも国内旅行へ出かけることがありました。

「旅行があるから仕事を頑張れるんです。結婚しても、年1回くらいは海外へ行けたらいいなと思っています」

婚活の面談でも、以前からそう話していました。

ただし、旅行だけにお金を使うタイプではありません。
普段は自炊をしており、貯蓄もしていました。

Aさんの感覚では、「生活費や貯金をきちんと確保したうえで、年に何度か旅行を楽しむ」という暮らしが理想だったのです。

そんなAさんが出会ったのが、38歳の会社員男性でした。

二人は約2か月半で6回デートを重ね、食事の好みや結婚後も共働きを続けたいという考えも比較的近く、双方とも真剣交際を意識する段階まで進んでいました。

「海外旅行は年2回くらい行けたらいいな」に男性の表情が曇る

6回目のデートで、二人は結婚後の休日について話していました。

男性から「結婚したら休日は何して過ごしたいですか?」と聞かれ、Aさんは「旅行は続けたいですね。海外は年1回、できれば年2回くらい行けたらうれしいです」と答えました。

すると、それまで普通に話していた男性が少し驚いた様子を見せたそうです。

男性は旅行が嫌いなわけではありませんでした。
ただ、旅行へ行くとしても2〜3年に1回程度で十分。休日は自宅でゆっくり過ごすことが多く、結婚後はできるだけ早くマイホームを購入したいと考えていました。

男性からは「海外って2人で行ったら結構かかりますよね。僕はその分、家の頭金に回したいです」と言われたそうです。

Aさんも「旅行くらいは結婚してからも普通にできると思っていました」と返しました。

この会話をきっかけに、それまで目立たなかった二人の価値観の違いが一気に表面化しました。

問題は旅行ではなく「余ったお金を何に使いたいか」だった

後日、Aさんから相談を受けた際、「旅行に行きたいだけで、浪費家みたいに思われた気がします」と話していました。
一方、男性側から聞いたのは、「旅行が悪いとは思わないけれど、毎年何十万円も使う生活は想像していなかった」という意見でした。

どちらかが間違っているわけではありません。

Aさんは、旅行を人生の楽しみとしてお金を使いたい。

男性は、できるだけ早く住宅資金を貯めて、将来の固定費を減らしたい。

つまり二人が違っていたのは、「旅行好きかどうか」だけではなく、余裕のあるお金と休日を何に使いたいかという優先順位でした。
さらに話していくと、Aさんは旅行費として年間30〜40万円程度なら使いたいと考えていました。

男性はその金額があれば、ほぼ全額を住宅購入のための貯蓄へ回したいと考えていたのです。

ここまで具体的な数字にすると、二人の違いもはっきりしました。

「旅行をやめる」「家を諦める」の二択では折り合えなかった

二人には、すぐにどちらかの希望を諦めるのではなく、妥協できる範囲がないか話し合ってもらいました。

たとえば海外旅行を毎年ではなく2年に1回にする。国内旅行を組み合わせる。住宅購入の時期を1〜2年遅らせるなど、いくつか方法はあります。
しかし話し合いを重ねる中で、Aさんは「旅行をかなり我慢する生活は、自分には合わない」と感じるようになりました。

男性も「住宅購入を後回しにしてまで旅行へお金を使うのは、自分の考える結婚生活とは違う」と考えていました。

最終的に二人は、真剣交際へ進まず、交際を終了することになりました。

Aさんからは「最初は旅行の回数くらい合わせられると思っていました。でも、話してみたら休日の過ごし方もお金の使い方も全部つながっていたんですね」と聞きました。

今回のケースでは、無理にどちらかが我慢するより、結婚前に違いが分かったこと自体が大切だったと感じます。

趣味の価値観は「好き・嫌い」ではなく回数と金額まで話す

旅行好きな人とインドア派だからといって、必ず結婚生活がうまくいかないわけではありません。
一人で旅行へ行くことを認め合える夫婦もいれば、旅行回数を減らして別の楽しみを見つける夫婦もいます。

大切なのは、「旅行が好きです」「家で過ごすのが好きです」だけで終わらせないことです。

婚活中に趣味の話をするときは、「年に何回くらいしたいのか」「年間でどの程度のお金を使いたいのか」「相手にも一緒に参加してほしいのか」まで話してみると、結婚後の生活を想像しやすくなります。

同じように、住宅、車、趣味、外食なども、何を優先するかは人それぞれです。
価値観が完全に一致する相手を探す必要はありません。

ただし、お互いがどこまでなら譲れるのかを知らないまま結婚すると、毎年同じことで揉める可能性があります。

結婚後のお金について考えるときは、「いくら貯めるか」だけではなく、「何のためなら気持ちよくお金を使えるか」も話しておくことが大切です。


※プライバシー保護のため、ご相談内容の一部を改変・抽象化しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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