1. トップ
  2. 恋愛
  3. 41歳男性「女性にはお金を出させたくない」ご馳走するも“毎回お断り”→婚活のプロが確認すると…判明した女性側の“意外な本音”

41歳男性「女性にはお金を出させたくない」ご馳走するも“毎回お断り”→婚活のプロが確認すると…判明した女性側の“意外な本音”

  • 2026.8.20
undefined
出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活中のデート代について、「男性がおごったほうが印象はいいの?」「高いお店を選んだほうが本気度は伝わる?」と悩む方は少なくありません。もちろん、相手のためにお店を選んだり、ごちそうしたりすること自体が悪いわけではありません。

ただし、お金をかければかけるほど好印象になるとは限らないのが婚活の難しいところです。

今回は、女性への誠意を示そうと半年間で約20万円を交際費に使ったものの、なかなか交際が続かなかった41歳男性のエピソードを紹介します。

「女性にはお金を出させたくない」41歳のAさん

当時、私が婚活アドバイザーとして会員の面談や交際相談を担当していた結婚相談所に、41歳の男性会員・Aさんがいました。

Aさんは会社員として働いており、結婚相談所へ入会してから半年ほど。お見合い後に仮交際(お見合い後、お互いを知るために複数回デートを重ねる段階)へ進むこと自体は珍しくありませんでした。

ただ、交際が2〜3回のデートで終わることが続いていたのです。ある面談で、Aさんからこんな相談を受けました。

「毎回ちゃんとしたお店を予約して、食事代も全部払っています。それなのに、どうして交際が続かないんでしょうか」

詳しく聞くと、Aさんは初回デートで1人8,000〜15,000円ほどのレストランを選び、基本的に2人分をすべて支払っていました。

「女性にはお金を出させたくないんです。せっかく会うなら、安いお店より良いお店のほうがうれしいと思うので」
それがAさんなりの誠意でした。

しかし、2回目以降のデートでも同じような店を選ぶことが多く、交通費なども含めると、半年間で使った交際費は約20万円になっていました。

「ごちそうしてもらうほど、次も会わなきゃと思ってしまう」

Aさんが交際した女性たちから届いていた感想を確認すると、共通していたのは「お金を使ってくれるのが嫌」という話ではありませんでした。むしろ、Aさんが丁寧に店を探し、ごちそうしてくれること自体には感謝している女性が多かったのです。

一方で

  • 「毎回かなり良いお店なので、こちらも服装を考えてしまって少し疲れます」
  • 「1万円近い食事をごちそうしてもらうと、次に会う気がなくても断りづらくなります」
  • 「まだ数回しか会っていないのに、毎回豪華すぎて申し訳なく感じました」

といった声もありました。

これをAさんへ伝えると、

「えっ、ごちそうすることで気を遣わせるんですか?」

と驚いていました。

Aさんは「高い店に連れて行くこと=大切にしている証拠」と考えていましたが、女性側では「これだけしてもらったら、何か返さなければ」という負担に変わっていたのです。

婚活では、相手に良く思われたい気持ちが強いほど、自分が考える「喜ばせ方」と相手が実際に心地よいと感じることがズレる場合があります

「これだけしているのに」という言葉に表れていた気持ち

面談を続けるなかで、もう一つ気になったことがありました。Aさんは交際終了について話すとき、何度か、「これだけしているのに」という言葉を口にしていたのです。

「お店も毎回こっちで調べていますし、全部払っています。それで2回会っただけで終了って、ちょっと納得できないですよ」

もちろん、女性本人に「おごったんだから付き合ってほしい」と伝えたわけではありません。ただ、Aさんの中では、デートに使った金額がそのまま「自分が相手に示した誠意の量」になっていました

そのため、相手から交際終了を告げられると、「これだけお金を使ったのに結果が返ってこなかった」という感覚になっていたのです。

私はAさんに

「ごちそうすること自体は悪くありません。ただ、食事代と相手の気持ちは交換条件ではありません」

と伝えました。

さらに、女性側もデートのために予定を空け、服装を整え、移動して会いに来ています。

お金を多く払った側だけが「自分のほうがたくさん尽くした」と考えてしまうと、知らないうちに相手へ圧をかけることにもなりかねません。そこでAさんには、次から「いくら使ったか」ではなく、「お互いに気楽に過ごせたか」でデートを振り返ってもらうことにしました。

高級店をやめて「食べたいものありますか?」と聞くように

その後、Aさんはデートの店選びを変えました。

初回から高級レストランを予約するのではなく、1人3,000〜5,000円程度の店や、ランチ、カフェなども候補に入れるようにしたのです。

また、以前は自分だけで店を決めていましたが、

  • 「和食とイタリアンならどちらが好きですか?」
  • 「落ち着いた店と気軽な店なら、どちらがいいですか?」

と事前に女性へ聞くようになりました。

会計時も、女性から「私も払います」と言われたときは頑なに断らず、

「今日は僕が出します。じゃあ、次のお茶をお願いしてもいいですか?」

と返すようにしたそうです。

Aさんからは後日、

「前よりデートの準備が楽になりました。高い店を探さなきゃ、という気持ちがなくなったので、相手と何を話すかのほうに意識を向けられます」

と聞きました。

店の価格を下げたから急に成婚できた、という単純な話ではありません。
ただ、Aさん自身が「お金をかけること」を中心にデートを考えなくなったことで、相手の希望を聞いたり、無理のない過ごし方を考えたりできるようになりました。

その後は以前より仮交際が長く続くようになり、1人の女性とは約3か月間デートを重ねるところまで関係が進みました。

婚活のデートは「いくら使ったか」より「気を遣わせていないか」

婚活のデート代に、全員に当てはまる正解はありません。男性がおごることでうれしいと感じる女性もいれば、毎回高額な食事をごちそうされることで負担を感じる女性もいます。

そのため、「高い店なら喜ぶはず」「全部払えば誠意が伝わるはず」と決めつけないことが大切です。

初回デートでは、まず相手が食べたいものや店の雰囲気を聞き、無理なく会話を楽しめる場所を選ぶとよいでしょう。
また、ごちそうする場合も、それを交際継続の見返りと考えないこと。

相手が「自分も払いたい」と言ったときには、次のお茶をお願いするなど、お互いが気まずくならない形を探す方法もあります。

婚活で伝わる誠意は、食事代の金額だけではありません。
相手の希望を聞くことや、予定を無理に詰め込まないこと、断りづらい空気をつくらないことも、十分に相手を大切にする行動です。

「喜ばせたい」と思ったときほど、自分がしたいことではなく、「相手がどう感じるか」に一度目を向けてみることが大切です。


執筆者:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ