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「この前、駅前の公園にいたよね?」休日の予定を言い当てる同僚。違和感ある職場に転職を決意

  • 2026.7.28

予定を知っている同僚

以前の職場に、少し不思議な同僚がいました。

こちらが話した覚えのない休日の予定を、なぜか正確に知っているのです。

週明けに顔を合わせると、当たり前のように言われます。

「この前、駅前の公園にいたよね?」と。

たしかに私は、その週末に、ふらりと公園へ立ち寄っていました。

けれど、その予定は誰にも話していません。

写真をどこかに発信する習慣もない私が、どうしてそれを知られているのか、まるで見当もつきませんでした。

心当たりを探しても、思い当たる節はひとつもない。それがかえって、私を落ち着かない気持ちにさせました。

積み重なる違和感

一度きりなら、偶然だと軽く流せたと思います。

でも、それが一度ではなく、何度も続いたのです。

「日曜は買い物してたでしょ」「あのカフェ、よく行くよね」

当てられるたびに、背筋がひやりとしました。

「休日の予定を、知っているの」

親しい先輩にそう打ち明けても、「気にしすぎじゃない?」と笑われるだけでした。

たしかに、大きなトラブルがあったわけではありません。

ただ、言葉にしづらい落ち着かなさだけが、日ごとに少しずつ積もっていきました。

その同僚は、はっきり悪い人というわけでもありませんでした。

話せば愛想もよく、仕事ぶりも普通です。だからこそ、どう距離を取ればいいのかも分からず、私はただ曖昧に相槌を打つばかりだったように思います。

転職がくれた安心

やがて私は、かねて考えていた転職に踏み切りました。

あの違和感が決め手だった、とまでは言いません。

それでも新しい職場は電車で離れた街にあり、暮らしの圏そのものが、まるごと入れ替わったのです。

退職してしばらくは、その人から連絡が届くこともありました。返事をどれだけ控えめにしていても、メッセージだけは、思い出したように時おり送られてきます。

けれど、顔を合わせる機会がなくなると、やり取りは自然と間遠になっていきました。

半年もする頃には、連絡はすっかり途絶えていたのです。

今は、休日にどこへ出かけても、誰かに言い当てられる心配はありません。当たり前のことのはずなのに、その静けさが、思いのほか心地よく感じられます。距離を置いて、本当によかった。あらためて、そう思えるようになりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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