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彼女の結婚の相談に、俺が「少し考えさせて」としか返せなかった理由

  • 2026.7.26
ハウコレ

返したい言葉はあるのに、どう送っても言い訳に見える気がして、俺はただ時間を過ぎさせていました。

彼女を不安にさせていると分かっていながら、その沈黙を選んだのです。書きかけのメッセージを消しているうちに、彼女への返事はどんどん遅くなっていきました。

その一言しか送れなかった

彼女と付き合って3年、俺だって将来のことは考えていました。それでも、彼女からメッセージが届きました。「そろそろ、結婚のこと真剣に考えたいなって思ってて」。俺はうまく言葉を選べず、「少し考えさせて」とだけ送ってしまいました。

送った直後に、その一言がどれだけそっけなく見えるか気づいて、けれど取り消す勇気もありません。彼女と将来を歩みたい気持ちは、ずっとありました。ただ、結婚という言葉を前にすると、まだ何も用意できていない自分ばかりが浮かんで、胸を張って頷けなかったのです。

返したい言葉が見つからなかった

それから俺は、何度も長い返信を書いては消しました。気持ちを説明しようとするほど、言い訳がましく見えて、送る前にすべて消してしまう。ちゃんと向き合えばいいだけなのに、俺はそれを先延ばしにし続けました。

彼女が不安がっているのは、短い返信の端々から伝わっていました。それでも、自分が楽になる沈黙を選んでしまったのです。「最近、返信素っ気ないけど、私何かした?」というメッセージには、「ごめん、ちょっとバタバタしてて」と当たり障りのない返事で濁してしまいました。責められている気がして、けれど当然の報いだとも思いました。

会って打ち明けたこと

彼女が会って話したいと言ってきて、俺はようやく逃げ場がなくなりました。向かい合って、絞り出すように伝えました。

「冷めたわけじゃないよ。ただ、まだ胸を張れる自分じゃなくて、何て返せばいいのか分からなかったんだ」

彼女はまっすぐ俺を見て、「そんなの、一緒に考えればよかったのに」と言いました。その一言で、俺が守っていたのは自分のプライドだけだったと分かりました。

そして...

あの沈黙で守ろうとしたのは、彼女との未来ではなく、傷つきたくない自分のプライドでした。これからは、答えが出せないときこそ、そのまま彼女に打ち明けようと思います。1人で抱えて黙り込む時間は、もう2人の間に要らないから。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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