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「うちの息子、家のこと手伝ってるの?」義母の質問に自信満々に答える夫。だが、ノートに並んだ48の項目に夫が頭を抱えたワケ

  • 2026.7.23

義母の前で胸を張った夫

義母が夕飯を食べに来た晩でした。

煮物を並べ、子どもを風呂に入れて、ようやく私が席についたところです。

「うちの息子、家のこと手伝ってるの?」

夫は箸を置いて、少し胸を張りました。

「洗濯物も畳んでるよ」

義母は嬉しそうに笑っています。私はお椀を持ったまま、しばらく動けませんでした。

夫が畳むのは、休みの日に気が向いたときのタオルだけです。洗濯機を回すのも、干すのも、しまうのも私でした。

「休みは子どもも見てるしな」

見ているのは、私が夕飯を作っている一時間ほどの間です。

その間に保育園の連絡帳を書いて、翌日の水筒を洗って、切れかけの洗剤を注文しているのが誰かは、たぶん知らないのでしょう。

義母を駅まで送って戻ってきた夫に、私は切り出しました。

「手伝ってるって言うけど、家のことは私が中心になってるよ」

「そんな細かいこと、気にしすぎだって」

夫はソファに沈み込んで、テレビの音を少し大きくしました。

ノートに並んだ48の項目

その夜、私は台所のノートを開きました。

朝、カーテンを開ける。子どもを起こす。体温を測って連絡帳に書く。

水筒を洗って麦茶を入れる。上履きの持ち帰り日を確認する。番号を振りながら書いていくと、ページが二枚に渡りました。

夜の分もありました。

給食袋を洗う。翌日の時間割を確かめる。切らしそうな洗剤を注文する。

誰に頼まれたわけでもないのに、毎日誰かがやらないと止まってしまう仕事ばかりです。

翌朝、そのノートを食卓に開いて置きました。

「なにこれ」

「うちの家事。書き出したら、48項目あった」

夫は最初、鼻で笑ったのです。

「そんなにあるわけないだろ」

「自分がやってると思うものに、丸をつけてみて」

夫はペンを取りました。指が一番の上を滑り、途中で止まり、また下へ戻ります。

声が出なくなっていくのが、隣にいて分かりました。

丸がついたのは、ゴミ出しと風呂洗いと、休日のタオル畳み。3つだけでした。

「……3つしか、ない」

ペンを置いた夫は、ノートから目を離せずにいました。

「責めてない。ただ、見えてないものがあるって知ってほしい」

台所から顔を出した娘が、ノートを覗き込んで言いました。

「パパ、水筒の麦茶って毎日入れるんだよ」

夫は娘の顔を見て、それから小さく息を吐いたのです。

翌週の夜、夫がカレンダーの前に立っていました。

「明日、上履き持ってく日だよな。洗っとくわ」

洗面所から水の音がします。ノートの48項目には、いつのまにか新しい丸が増えていました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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