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「今日は会社」の彼が隣の県にいた。浮気を疑った私が会いに行った結果

  • 2026.7.23
ハウコレ

たどり着いたカフェで見つけた彼は、知らない女性と向き合っていました。浮気を確信して店に入った私を待っていたのは、知らなかった展開でした。

2人で共有している位置情報アプリの画面で、会社にいるはずの彼を示すピンが、隣の県の駅前で点滅していました。

会社にいるはずの彼が、映っていた場所

付き合って2年、私たちは万一のときのためにお互いの居場所がわかるアプリを入れていました。普段は開くこともなく、その日も習慣で表示しただけでした。

彼からのメッセージは「今日は会社」とだけ書かれ、遅くなるから待たなくていいと添えられています。それなのに彼を示すピンは、家からも彼の会社からも遠く離れた場所にありました。

履歴をさかのぼると、同じ街に何度か立ち寄った記録が並んでいます。見間違いであってほしくて、私は地図を何度も拡大しました。

浮気かもしれない、と思い始めてから

ほかに好きな人ができたのかもしれない。悪い想像ばかりが次々と広がっていきました。彼の帰りが遅い日と、あの街に彼が立ち寄った日が、きれいに重なっていることにも気づいてしまいます。

問いただしても、彼は言い訳を重ねるだけかもしれない。そう考えて、私は問いただすのをやめました。その代わり、次に同じ場所に彼のピンがついたら、自分の目で確かめようと決めました。

その街のカフェで、彼は女性と向き合っていた

数日後、また同じ場所にピンがつきました。私は電車を乗り継いで、その街まで行きました。駅前のカフェのガラス越しに、彼はいました。向かいには知らない女性が座り、テーブルには彼のノートパソコンと何枚もの書類が広がっています。2人は顔を寄せ、真剣な様子で話し込んでいました。もう間違いないと思った私は、店に入り、彼の前に立ちました。

「会社って、この街のこと?」

彼は目を見開いて、「なんでここにいるの」と言いました。よく見てみると机に広げられていたのは、見覚えのない会社の名前が並ぶ求人票でした。向かいの女性は、転職を仲介する担当者だったのです。

「本当は、転職の面接だったんだ」

彼は下を向いて、それだけを口にしました。

そして...

浮気ではなかったのだと、ようやく分かりました。けれど彼が来月にはこの街へ移る話を進めていたと知って、今度は別の戸惑いが残りました。

「私に相談もなく、勝手に決めていたの?」

彼は、心配をかけたくなかったと繰り返します。心配させないことと、置いてけぼりにすることは違う。それだけを、私はまっすぐ伝えました。次にこのアプリを開くのは、2人でこの街を歩く日にしたいと思っています。

(30代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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