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「ぶつけちゃいました」入社半年の新人ドライバー。だが、反省ゼロの報告に絶句

  • 2026.7.22
「ぶつけちゃいました」入社半年の新人ドライバー。だが、反省ゼロの報告に絶句

「軽くぶつかりました」の信じられないスケール

運送業で働く僕には、最近ちょっと気がかりな存在がいます。

入社して半年ほどになる、40歳手前の後輩。

彼は大型トラックの乗務経験がほとんどなく、僕が指導役としてサポートすることになりました。

「よろしくお願いします!」

最初はやる気を感じたものの、教えるうちに少し不安を覚えることも。

なんとか3回ほど同乗指導を終え、いよいよ彼にとって初めての独り立ちの日。

無事に帰ってくるかと心配していた矢先、僕のスマホが鳴りました。

「すみません、ミラーを軽くぶつけてしまいました」

電話口の焦った声。誰にでも最初はミスがあるものです。

「怪我はない?帰ったら状況を確認するから、気をつけて戻っておいで」

そう声をかけたのですが、あとから送られてきた現場の写真を見て目を疑いました。

軽くぶつけた程度どころか、ミラーは根元から折れ曲がっています。

これのどこが「軽く」なのか。

このときから、彼の持つ「感覚のズレ」に不安を抱き始めていたのです。

怒りを通り越して絶句した、たった一言のメッセージ

なんとか最初の事故を乗り越え、少しはトラックの感覚を掴んだだろうと思っていた約2ヶ月後。

仕事終わりの僕のスマホに、後輩からメッセージが届きました。

開いてみると、そこには目を覆いたくなるようなトラックの無惨な写真。

テールランプは粉々に割れ、頑丈なはずのバンパーまでぐにゃりと曲がっています。

心臓が跳ね上がった直後、写真に添えられたメッセージを見て、僕は言葉を失いました。

『ぶつけちゃいました』

たった一言、それだけ。

謝罪の言葉も、事故の詳しい状況説明も一切ありません。思わずメッセージを打ち返しました。

『怪我は?会社には連絡入れたか?』

『怪我はないです。報告はこれからします』

『状況が全くわからないんだけど、相手はいるの?』

『いや、ちょっとぶつけただけなんで大丈夫です』

ちょっとぶつけただけで、テールランプが割れ、バンパーがあそこまで曲がるわけがありません。

なんと言ってやればいいのか。

怒りよりも先に、呆れと複雑な心境が押し寄せてきました。

翌日、出社してきた彼に静かに伝えました。

「どんなに古いトラックでも、自分の相棒なんだから大事に乗ろう」

「……はい、気をつけます」

どこまで僕の言葉が響いているかはわかりません。

呆れつつも、彼が本物のドライバーになる日を、もう少しだけ辛抱強く見守ってみようと思います。

 

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

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