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「隣の部屋、男性が住んでた」昼もカーテンの閉じた隣人→出入りする人物に感じた違和感

  • 2026.7.18

いつのまにか変わっていた住人

結婚して間もない頃、夫と二人で暮らしていたマンションでの話です。

私たちが引っ越してきた当初、隣のワンルームには、一人暮らしの若い女性が住んでいました。

廊下で会えば会釈を交わす、感じのいい方でした。

ところがある時期から、その女性の姿を見かけなくなりました。引っ越しの挨拶もないまま、いつのまにか退去していたようです。

気づいたときには、もう別の誰かが入居している気配がありました。

ただ、生活のリズムが違うのか、新しい住人とはなかなか顔を合わせません。

物音も控えめで、どんな人なのか、まるで見当がつきませんでした。

ある夜、帰宅した夫が、少し声をひそめて言いました。

「隣の部屋、男性が住んでた」

その日、隣を訪ねてきたのは、中年のサラリーマン風の男性だったそうです。

単身の男性が越してきたのだろう。

私は、そう思って気に留めませんでした。けれど、話はそれで終わりませんでした。

昼もカーテンの閉じた部屋

数日後、夫がまた、怪訝そうに口を開きました。

今度は、若い学生風の男性が隣に出入りしていたというのです。

さらに別の日には、日に焼けた、ガテン系の風貌の男性を見かけたと言います。

一人暮らしのはずの部屋に、日替わりで、まったく違う男性たちが訪ねてくる。

年齢も、雰囲気も、ばらばらでした。共通しているのは、誰もが長居せず、短い時間で帰っていくことだけです。

気になって隣の窓を見上げると、いつも同じでした。晴れた日中でも、カーテンはぴたりと閉じられたまま。

一度も開いているところを、見たことがありません。

いったい、あの部屋で何が行われているのか。想像すればするほど、落ち着かない気持ちになりました。

「何かの事務所なのかな」

「にしては、人の出入りが変だよ」

夫と二人、あれこれ話しても、答えは出ません。かといって、確かめる手立てもありませんでした。挨拶ひとつ交わしたことのない相手です。

ただ人が訪ねてくるだけでは、どうにもならないと分かっていました。

結局、その部屋の住人が誰なのか、何をしていたのか、最後まで分からずじまいでした。半年ほどして、私たちは別の理由でそのマンションを離れました。

荷物を運び出す日も、隣のカーテンは、やはり固く閉じられたまま。あの向こうに何があったのか。今もときどき思い出しては、背筋が寒くなります。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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