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「家賃、おいくらくらい?」根掘り葉掘りしつこく詮索するママ友。数日後、他のママ友から聞いた話に絶句

  • 2026.7.16
「家賃、おいくらくらい?」根掘り葉掘りしつこく詮索するママ友。数日後、他のママ友から聞いた話に絶句

詮索がやまないママ友

朝、幼稚園の送りで顔を合わせるママ友がいました。

会うたびに、私や夫のことを、こまごまと聞いてくるのです。

「連休中の旅行、どこ行ったの」

連休明けのその朝も、彼女は会うなりそう切り出しました。

まだ誰にも言っていない話を、どうして知っているのでしょう。

戸惑う私に、質問はさらに続きます。

「ご主人、今はどちらにお勤め?」

「家賃、おいくらくらい?」

どれも、さらりとは答えにくいことばかりでした。

私は笑ってかわし、詳しくは話さないようにしていたのです。

「ふつうですよ、ほんとに普通」

そう言ってはぐらかすたび、彼女はどこか物足りなそうに口をつぐみました。

それでも彼女は、翌週にはまた別の切り口で踏み込んできます。

子どもの習い事の月謝、車の買い替え、里帰りの予定まで。

世間話のふりをしながら、少しずつ我が家の内側をのぞこうとしているようでした。

知らないところで、話のネタに

数日後、別のママ友との立ち話で、私は思わず凍りつきました。

「旅行、奮発したんだってね。うらやましい」

言った覚えのない話を、その人は知っていたのです。

聞けば、夫の勤め先も、私の年齢も、いつのまにか周りに広まっていました。

「ご主人、大きな会社にお勤めなんですってね」

そう言われて、背筋がひやりとしました。彼女にだけ、それも遠回しにしか話していないことだったのです。

自分の暮らしぶりが、知らないところで品定めされている。そう思うと、気味が悪くてなりませんでした。

出どころは、考えるまでもありません。私が答えずにいたことまで、あの人が勝手に膨らませ、みんなに配って回っていたのです。

翌朝、私はいつもの場所で彼女と向き合いました。

「ねえ、今日はどこか行くの?」

また探りを入れてくる彼女に、私は静かに切り出しました。

「人の家庭を、話のネタにするのはやめて」

その一言に、彼女の笑みがすっと固まりました。

「答えたくないことは、これからは答えません」

続けてそう伝えると、彼女は目を泳がせ、何か言いかけて飲み込みます。

近くにいたママたちが、小さくうなずくのが見えました。

「わ、悪気はなかったのよ」

最後は、そうつぶやくのがやっとのようでした。

人の家庭を、自分の話の種にする。それがあの人の魂胆だったのだと、ようやく腑に落ちました。だから、遠回しにやめてもらうのではなく、面と向かって線を引くしかなかったのです。

それきり、彼女が私を探ってくることはなくなりました。すれ違っても、気まずそうに会釈するだけ。線を一本引いただけで、朝の空気がこんなに軽くなるのだと知ったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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