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ピカソ meets ポール・スミス―遊び心の冒険へ@国立新美術館

  • 2026.7.9

ピカソ×ポール・スミスが生み出す“遊び心あふれる美術館体験”

出典:リビング東京Web

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」が国立新美術館 企画展示室2Eで、2026年9月21日(月・祝)まで開催されています。

パリ国立ピカソ美術館の名品を、英国人デザイナー・ポール・スミスが独自の視点で再解釈し、レイアウトを考案した国際巡回展。 会場に一歩足を踏み入れると、ピカソの創造性に呼応するように設計された空間が広がり、作品そのものだけでなく「見る体験」そのものが鮮やかに立ち上がります。

出典:リビング東京Web

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」 国立新美術館 2026年 展示

Pablo Picasso (パブロ・ピカソ)(1881–1973) 20世紀美術を革新し、「青の時代」からキュビスムまで多様な様式を切り拓いた芸術家。 絵画・彫刻・陶芸・舞台芸術など幅広い表現を追求し、《ゲルニカ》に象徴される社会的メッセージを込めた作品でも知られる。

Paul Smith(ポール・スミス)(1946–) 英国ノッティンガム生まれのデザイナー。「ひねりのあるクラシック」を哲学に、鮮やかな色彩と遊び心あるデザインで世界的に支持される。 本展ではピカソ作品に呼応する空間演出を手がけ、独自の視点で展示体験を再構築しました。

最初の展示室で来場者を迎えるのは、00:トロンプ・レスプリ(精神を欺くもの)。ここには、自転車のサドルとハンドルを組み合わせたピカソの《牡牛の頭部》が展示されており、強いインパクトを放っています。

出典:リビング東京Web

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」 国立新美術館 2026年 展示 会場展示風景※特別に許可を得て撮影しています。

日常の見慣れたものが、視点を変えるだけでまったく別の姿に見えてくる――。そんなピカソならではの自由な発想を、ポール・スミスは空間全体を使って軽やかに表現しています。展示の幕開けにふさわしい、遊び心と驚きに満ちた斬新な空間であり、この先に続く展覧会への期待を大きく高めてくれます。

01:『ヴォーグ(流行)』中の芸術家では、1951年の『ヴォーグ・パリ』の誌面を壁紙として大胆に使用。 当時の空気感がそのまま立ち上がるような演出で、ピカソが雑誌に描き込んだ線のユーモアと不条理さがより鮮明に感じられます。

出典:リビング東京Web

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」 国立新美術館 2026年 展示

「青の憂鬱」から子ども時代まで──作品世界に没入する展示空間

02:青の憂鬱のセクションは、天井がやや低く、床は絨毯敷き。照明も抑えられ、静かで陰鬱な空気が漂います。 深い青に包まれた《男の肖像》の前に立つと、ピカソが抱えた孤独や喪失感が空間全体を通してじわりと染み込んでくるようです。 作品に“入り込む”ための環境が丁寧に整えられており、鑑賞体験が一段と深まります。

そして心がふっと軽くなるのが 07:子ども時代。 《アルルカンに扮したパウロ》が展示された空間は、ポール・スミスらしい色彩感覚が生き生きと広がり、ピカソの遊び心と響き合うような軽やかさがあります。 舞台芸術やサーカスに魅了され続けたピカソの“子ども心の目線”が、空間全体から立ち上がるようなセクションです。

出典:リビング東京Web

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」 国立新美術館 2026年 展示

08:闘牛 ― ピカソが生涯追い続けたテーマ

ピカソの革新性と、ポール・スミスのユーモアと色彩感覚。 セクションごとに空間の高さ・光・色・素材が巧みに切り替わり、作品のテーマに寄り添うようにメリハリがつけられているのも本展の大きな魅力です。 08の展示空間は闘牛がテーマとなっています。

ピカソにとって闘牛は生涯を通じて重要なテーマでした。1930年代には、牡牛が馬や闘牛士に襲いかかる緊張感あふれる場面を描き、生と死が交錯する象徴的な世界を表現しています。一方、戦後にヴァロリスで制作した版画連作〈ラ・タウロマキア〉では、闘牛の躍動感や祝祭的な雰囲気を軽快な筆致で生き生きと描き出しており、時代による表現の変化も見どころです。

出典:リビング東京Web

ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」 国立新美術館 2026年 展示

国立新美術館の展覧会場は、ピカソとポール・スミス、二人の創造性が交差することで生まれた特別な空間です。

出典:リビング東京Web

ミュージアムショップ

アートとデザインが響き合い、来場者にこれまでにない新鮮な展覧会体験を提供しています。

出典:リビング東京Web

ミュージアムショップ

ぜひ会場で、ピカソとポール・スミスの“遊び心の対話”による空間演出を味わってみてください。

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