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あの冒険が今、現実の体験に ドラクエ40周年記念展が原宿ハラカドで開幕

  • 2026.7.16
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国民的人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」の誕生40周年を記念した体験型展示会『ドラゴンクエスト the DIVE ーまだ見ぬ冒険の舞台へー』が、7月17日から9月6日までの期間で、東京・東急プラザ原宿「ハラカド」にて開催されます。これに先駆けて16日に報道関係者向けのメディア体験会が開催され、ドラクエシリーズの生みの親である堀井雄二さん(72)をはじめ、特別ゲストとしてドラゴンクエスト⼤好き芸⼈のEXIT・兼近大樹さん(35)と本イベントのナビゲーター「ホミータ」の声を担当する声優の小倉唯さん(30)、スクウェア・エニックスの村上洋平氏が登壇しました。

ドット絵からVRの世界へ、40年の歩みに堀井氏が感慨

ステージに登壇した堀井さんは、40年という長い歳月を経て進化したゲーム表現の歴史を振り返り、次のように喜びを語りました。

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堀井さん「今から40年前に、ファミコンのドット絵、目が前しか向かない2Dのキャラクターから始まったゲームが、40年経った今、このように豪華で、自分自身が入り込める立体的な展示会やライドとして実現できたことに、生みの親として本当に感激しています。ぜひ皆さんにもこの世界を見に来て、そして体験してほしいです」

続いて、開発を率いたスクウェア・エニックスの村上氏は、本イベントにかける並々ならぬ熱意と、来場者へ向けたメッセージを送りました。

村上氏「小さなお子様はもちろん、ドラゴンクエストをまだよく知らないという方にとっても、一生の思い出に残る深い体験になると信じて、ここまで全力を注いで制作してきました。ぜひこの夏休みは、この『ドラゴンクエスト the DIVE』に、皆様自身で文字通りダイブしていただきたいと思います」

360度のドラクエ世界を疾走!小倉唯&堀井雄二が語る進化への感動

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堀井雄二さん(左)と小倉唯さん

記念展の目玉でもあるアトラクション『ドラゴンクエストVR RIDE』を体験したキャスト陣からも、そのクオリティに驚きの声が上がりました。作中でホミータの声を担当した小倉唯さんは、「風が実際に吹いてきたり、椅子がガタガタ動いたりと臨場感がすごいです。愛を込めて演じたホミータとしての本人感も体感でき、本当に感動しました」と満面の笑みで魅力をアピール。

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小倉唯さん

さらに、堀井さんも「40年前にファミコンで発売したドット絵の狭い世界から、自分自身がその世界に入り込めるまでに進化した。とんでもないところまで来たなとびっくりしています」と、長年の歴史を踏まえた技術の進化に深い感慨をにじませていました。

兼近大樹がキラーパンサーで空を舞う!

ステージイベントの目玉として、兼近さんがメインアトラクションである没入型体験「ドラゴンクエストVR RIDE」の試乗に挑戦しました。

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兼近大樹さん

最新のVR機器を装着し、激しい動きと連動するモーションシートに乗り込んだ兼近さん。360度に広がる大迫力の映像の中で、お馴染みの人気モンスター「キラーパンサー」に乗って広大な大地を疾走しました。森を駆け抜け、次々と襲いかかるモンスターと遭遇するスリルや、風を浴びながら大空を飛行する圧巻の演出に、終始、驚きと笑顔を弾けさせていました。

アトラクション体験中、兼近さんは興奮を抑えきれない様子でその圧倒的なクオリティをリアルタイムに実況しました。「うわあああ!すごいぞこれ!!本当にキラーパンサーに乗って走っている感覚です!」と叫び、シートの臨場感に驚嘆。「下を向いたら、ちゃんとキラーパンサーの背中と足が見えるんですよ」と、細部まで作り込まれた360度の映像美に感心しきりでした。

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兼近大樹さん

さらに、次々と現れるお馴染みのモンスターたちに「うわ、いいですね!最初からサイドをモンスターが並走して走ってきます!」と大はしゃぎ。「うわ、なんか手に風がプシュプシュ当たる!すげえ、スライムが集まってきましたよ。おい、あいつが来ましたよ!スライムがいっぱい集まって、でかいやつになる……あ、名前は言わない方がいいですね(笑)。スライムが合体して、あの、めちゃくちゃでかいキングなスライムが!」と、ネタバレを気にしながらも、目の前に迫る超巨大スライムの迫力を必死にレポートし、会場の笑いを誘っていました。

2人の人生の「師匠」と、こだわり抜いた「愛と思い出」

兼近さんと小倉さんが、それぞれにとっての「ドラクエという存在」について、熱い想いを明かしました。

兼近大樹がドラクエから学んだ「泣いていても、何も解決しない」という教訓

兼近さんにとって、ドラゴンクエストは単なるゲームではなく、人生を導いてくれた「師匠」のような存在だと言います。

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兼近大樹さん

「僕はドラクエの物語から、人生で学んだことがいっぱいあったんですよ。ちょうど小学生の低学年くらいの時にスーパーファミコンが出たんですけど、我が家にはまだファミコンもあって、親や兄貴が初期の『I・II・III』あたりをやってるのを横で見ながら自分でも挑戦したんです。でも、全然クリアできなくて泣いてばかりいる日々がありました。

でもね、『泣いてても何も解決しない』ってことを教えてくれたのがドラクエなんですよ。いくら画面の前で泣いていても、物語は全然先に進まない。段階を踏まずに行っちゃいけないところに先に行ってモンスターに仕留められたりして、『あ、物事には順序があるんだ。こっちから先にやっちゃダメなんだ』っていうのも、全部ドラクエから学びました。そういう意味では、今自分がこうして生きていられるのはドラクエのおかげ。本当に師匠ですね」

泣いても前に進めない現実と、段階を踏んで一歩ずつ強くなっていくプロセスの大切さ。幼少期の兼近さんにとって、コントローラーを握る時間はまさに人生の壁の乗り越え方を学ぶ授業だったようです。

5分の映像に6時間!小倉唯が新キャラクターに込めた圧倒的な「愛と思い出」

一方、今回の体験型アトラクションでナビゲーターとなるスライムの新キャラクター「ホミータ」の声を演じた小倉さんは、40年続く歴史へのリスペクトを語るとともに、心に浮かんだのは「愛」と「思い出」という2つのキーワードだったと振り返ります。

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小倉唯さん

「40周年というと、私が生まれる前からずっと愛され続けている歴史ある作品ですので、本当にリスペクトが止まりません。今回このイベントに関わらせていただいて、改めて感じたのは『愛』と『思い出』の大きさです。これは作り手の皆さんの愛もそうですし、プレイヤーの皆さんの愛もそう。これまでのシリーズを通じて、本当にたくさんの方々の色々な思い出がぎゅっと詰まっている作品なんだなと感じました」

さらに小倉さんは、自身が声を吹き込んだVRライドの制作現場における、驚きのこだわりと気合の裏話を明かしてくれました。

「私自身も今回、本当に愛を込めてホミータを演じさせていただきました。実は、アトラクション用の5分ほどのVR映像なんですけど、収録にはなんと丸々6時間もかけて録ったんです。そのくらいスタッフの皆さんも私も本気で、気合を超えて声を吹き込ませていただきました。私自身にとっても、すでに特別な愛と思い出の作品になっています」

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小倉唯さん(左)と兼近大樹さん

数々の困難を乗り越えて進む強さを教える「師匠」であり、数え切れない人々の「愛と思い出」に支えられて歩んできた『ドラゴンクエスト』。40年の節目にふさわしく、紡がれてきた歴史の重みと、未来へと進む作品の新たなエネルギーを強く感じさせる、温かくも熱いセッションとなりました。

ライターコメント

ファミコンのブラウン管に映る、粗いドット絵と4方向しか向けない勇者。誰もが一度は全滅し、あの哀愁漂う音楽とともに「おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました」の文字に涙した、あの懐かしい日々から40年――。

今回ハラカドに登場した『ドラゴンクエスト the DIVE』は、単なる「技術の進化」を見せるだけの展示会ではありません。堀井雄二さんをはじめとするレジェンドたちが注ぎ込んできたストーリー、すぎやまこういち氏が紡いだ名曲の数々、鳥山明氏が生み出した数々のキャラクターたち。そして今回、小倉唯さんがたった5分の映像に6時間もの魂を込めて吹き込んだ新キャラクター「ホミータ」のボイス。会場全体に満ちていたのは、作り手たちによる、そして長年作品を支え続けてきたプレイヤーたちによる、圧倒的な「愛と思い出」の熱量です。

360度のドラクエ世界に「ダイブ」した瞬間、目の前を並走するモンスターたち。この夏、かつて小さな画面の向こうに夢を見た元・少年少女たちも、これから初めて冒険に出る子どもたちも、ハラカドで「自分自身の物語」をもう一度、全力で動かしてみませんか?

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