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好きな人が送ってきた集合写真、なぜか私だけ後ろ姿で写っていて

  • 2026.7.10
ハウコレ

好きな人が送ってきた集合写真の候補には、私だけ後ろ姿で写っていました。ほかの友人はカメラに向かって笑っているのに、私だけ顔が見えない。その並びが、彼の中での私の距離みたいに見えてしまいました。

集合写真で、私だけ後ろ姿だった

友人グループで日帰りの遠出をした日のことです。気になっている彼も参加していて、私は朝から服を選び直すほど楽しみにしていました。目的地ではみんなで食べ歩きをして、途中で写真を撮ったり、ベンチに並んで休んだりしました。

彼はカメラ役になることが多く、友人たちから「あとで写真送って」と頼まれていました。私も、自分では撮れなかった写真が見られるのを楽しみにしていました。彼が撮ってくれた中に、私もちゃんと写っているかもしれないと、少し期待していたのです。

帰宅後、グループのやり取りに写真の候補が送られてきました。友人たちは正面を向いて笑っていたり、食べ物を手に持っていたりします。けれど、私が写っている写真だけは、なぜか後ろ姿ばかりでした。

写真を見るほど悪い意味に見えた

1枚目は、私が屋台のほうを見ている後ろ姿。2枚目は、少し先を歩いているところ。3枚目も、顔が見えない角度でした。みんなと同じ場所にいたはずなのに、あとから見返すと、私だけその日の輪から外れているように見えました。

写りが悪かったのかもしれません。偶然、後ろ姿のタイミングが多かっただけかもしれません。それでも、好きな人が選んだ写真だと思うと、ただの偶然として受け止めきれませんでした。

「私だけ顔がない」と思った瞬間から、写真の意味が変わっていきました。彼は私の顔を写したくなかったのか。グループに送る写真として、私の正面は選びたくなかったのか。何枚も開き直すうちに、どれも同じ答えに見えてきました。

気になって、彼に聞いてみた

すぐに聞く勇気はなく、私はグループには「いいと思う」とだけ返しました。友人たちは「これ使おう」「楽しそう」と盛り上がっていて、私だけが別のことで引っかかっているのが恥ずかしくもありました。

けれど、そのままにしておくと、彼と普通に話すことまで難しくなりそうでした。そこで個別に、「私だけ後ろ姿多くない?」と送ってみました。責める感じにならないように、最後に笑った顔文字もつけました。

彼からの返信は、すぐには来ませんでした。送らなければよかったかもしれないと考えながら画面を閉じたころ、彼から写真が1枚届きました。そこには、カフェの前で笑っている私が写っていました。

そして...

彼は「これ、送ろうか迷ってた」と言いました。続けて、「君ばっかり撮ってるのが分かりそうで、グループには出せなかった」と書かれていました。

その言葉を見て、私はようやく息をつけた気がしました。私の顔を写したくなかったのではなく、むしろ彼は私を多く撮っていたのだと分かりました。けれど、私だけ後ろ姿だった数日間の不安がすぐになくなったわけではありません。

彼が送ってくれた正面の写真を、私は保存しました。うれしさはありました。でも次に写真を選ぶときは、私がどう写っているかも少し気にしてくれたらいいなと思います。好きな気持ちを隠したい照れが、相手には距離に見えることもあるのだと知った出来事でした。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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