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後ろ姿が美しいボブヘア! レイヤーを重ねる“スタックトボブ”でふんわり密度を実現

  • 2026.7.13
Getty Images

毎週のように新しいボブのトレンドが登場していると感じているなら、それはあながち間違いではない。それには正当な理由がある。優秀なヘアスタイリストたちは誰もがボブの魅力を楽しめるよう、常にこのショートヘアを研究し、新鮮なバリエーションを生み出し続けているからだ。無造作なテクスチャーが魅力のフレンチボブであれ、お手入れが簡単な鎖骨レングスのロブであれ、選択肢は無限に広がっている。

そんなボブのラインナップに最近加わったのが“スタックトボブ”、つまりレイヤーを重ねるボブのことだ。ピンタレストの2026年夏のトレンドレポートによると「スタックト アングル ボブ」の検索数は1110%も増加。レッドカーペットの内外を問わず、このルックは瞬く間に注目の的へと躍り出ている。

スタックトボブとは

このルックにどこか見覚えがあるのには理由がある。「多くの意味で、スタックトボブはクラシックなグラデーションボブをモダンに解釈したものと言えます」と語るのは「アヴェダ」のクリエイティブディレクター、マイケル・レンドン氏。「その名前は、後ろのレイヤーが積み重なるようにカットされ、美しいフォルムとボリュームを作り出していることに由来しています。タイムレスなテクニックを、よりソフトで日常になじむ仕上がりへと見直すことで今っぽさが生まれ、ほぼ無限にカスタマイズできるのです」

ボブを知り尽くした「ハーシェソンズ」フィッツロヴィア店のスタイリスト、エリオット・ビュート氏もこれに同意する。

「テクニック自体は似ています。後ろに短いレイヤーを入れてフォルムを作り、フロントに向かって重みを残していく手法ですが、仕上がりはより柔らかくコンテンポラリーな印象になります。スタックトと呼ばれるのは、後ろのレイヤーが重なり合うことで、あの丸みのあるフォルムとリフト感、ボリュームを生み出しているから。伝統的なボブよりも動きと立体感がありながら、ウェアラブルな魅力にあふれています」

ヘアスタイリストのピート・バーキル氏が手がけたエマ・ウィリスのルックに見られるように、スタックトボブは顔まわりをパッと明るく見せ、骨格の美しさを際立たせる魔法のような効果をもたらしてくれる。

スタックトボブを取り入れたい理由

髪の細さやボリューム不足を感じているなら、このスタイルこそが魅力を引き上げる近道になるかもしれない。

「これは、あなたの代わりに髪の悩みを解決してくれるすばらしいカットのひとつです。内側のグラデーションが自然な立ち上がりとふんわり感を作り出すため、たっぷりのスタイリングに頼らなくても、細い髪が瞬時に密度を増したように見えるのです」とレンドン氏は語る。

いつものように、丁寧なカウンセリングを通して自分の髪質やライフスタイル、美意識に合ったカットを見つけることが大前提。ただ、見事に計算されたスタックトボブはそれ自体が力強いインパクトを放ち、毎日の過度なスタイリングの手間から私たちを解放してくれる。

Ernesto Ruscio / Getty Images

ストレートヘアの場合は、ミニマルなシルエットをキープすることが何より重要だ。「精密なカットとクリーンなラインがスリークなフォルムを生み出し、毛先に少しだけテクスチャーを加えることでモダンな印象を添えてくれます」とビュート氏。

カールヘアの場合は、常にカール本来の自然な動きに寄り添うことを彼はすすめる。「柔らかなレイヤーと計算されたシェイピングによって、髪質と戦うのではなくテクスチャーの魅力を引き立て、エレガントな仕上がりを作り出せるのです」

Stephanie Augello / Getty Images



夏のスタックトボブ×スタイリング方法

厳しい暑さのなかでは、イージーで軽やか、そしてエフォートレスであることを心がけたい。軽やかなスタイリングクリームやテクスチャライジングミストを使い、髪本来の質感を美しく引き立てることにフォーカスしよう。

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「自然乾燥させるか、『デンマン』の“スケルトン ブラシ”のようなベントブラシを手に取ってみてください。ドライヤーのノズルとブラシを左右に動かしながら、あらゆる方向に髪を頭に巻きつけるようにブローすると、最もエフォートレスな方法で髪をなめらかに整えられます」とレンドン氏は提案する。彼のお気に入りは、乾いた髪に「アヴェダ」の“タウズル テクスチャー”を吹きかけること。「思わず触れたくなるエアリーなボリュームが生まれ、暑い日にもスタイルを長持ちさせるのにも最適です」

ビュート氏もまた、このシンプルなアプローチに賛同する。「スタックトボブは『ハーシェソンズ』の“エア ドライ スプレー”を使った自然な動きと柔らかなテクスチャー、少し無造作な仕上がりと美しく調和します。軽やかなブローでフォルムを際立たせてリフト感を与えることもできますし、同じく『ハーシェソンズ』の“オールモスト エブリシング クリーム”のようなスタイリングクリームを使えば、やりすぎ感を出さずにクールでリラックスした夏のムードを演出できるでしょう」

Realization : Medina Azaldin Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI

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