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ポルトガル北部が誇るもう一つのワイン産地へ。葡萄畑を望むテラスで味わう、老舗アヴェレダのランチペアリング

  • 2026.7.6

ポルトガル北部にあるもう一つのワイン産地がヴィーニョ・ヴェルデ。軽やかな微発泡タイプや質の高い単一品種の美味しさを体験してみる。


アロマが溢れる老舗ワイナリーの実力

◆Quinta da Aveleda(キンタ・ダ・アヴェレダ)

敷地内のイングリッシュガーデンでは100種類以上のツバキや花々が植えられている。見学は15ユーロ。
番人のようなクジャクの鳴き声が響く。

ポルト中心部から車で30分ほどのところにある「キンタ・ダ・アヴェレダ」は、1870年創業のヴィーニョ・ヴェルデを代表するワイナリー。

一本の木に実るブドウの数を少なくすることで質のいいブドウとなる。

ミネラルが豊富で水はけがいい、花崗岩で覆われたこの地域の土壌を生かし、農園の管理をきめ細やかに行いながら良質なブドウを栽培している。収穫したブドウは40kmほど離れた醸造所で熟成されワインとなる。

愛らしい一軒屋のショップ。アヴェレダのワインやチーズなどのお土産が揃っている。
日本でもお馴染みの“カザル・ガルシア”。右から、白ワイン“ロウレイロ”750ml 4.75ユーロ、微発泡ワイン“ブランコ”375ml 3ユーロ。

世界85カ国以上の国々に輸出されているアヴェレダのワインで代表的なのは、微発泡タイプの“カザル・ガルシア・ブランコ”。

ランチはテラス席とクラシカルな雰囲気の店内のどちらかで楽しむことができる。
メインの“ほぐしタラとカリカリのブロア(伝統的パン)”は柑橘の香りが爽やかなドウロ地方のロゼと味わう。

他にも名酒が揃っており、ワイン畑を眺めながらのランチでは、最高品種であるロウレイロとアルバリーニョを合わせたワインを含めた、3種類のワインと料理のマリアージュが楽しめる。

ランチ“ヴィーニョ・ヴェルデからドウロまでの味わい”49ユーロ(要予約)より。前菜の“アルヘイラ(ポルトガル風ソーセージ)のパイ包み”のスパイシーな味が“ロウレイロ&アルバリーニョ2024”のキレのよさと合う。

“ロウレイロ&アルバリーニョ”は2024年の冬、1931年以来最も高い気温で育ったが十分な雨量と適度な夏の気温のおかげで、理想的なブドウになったそう。

「キンタ・アヴェレダ」のスパークリングワイン。軽やかな舌触りで、フルーティさと香ばしさが広がる味。魚料理やマイルドなチーズと合う。

気候変動と上手に向き合いながら、真摯にワイン造りと向き合う姿勢が豊かな味を生み出している。

Quinta da Aveleda(キンタ・ダ・アヴェレダ)

所在地 Rua da Aveleda, nº2, Penafiel
電話番号 255 718 200
営業時間 9:00~18:00
定休日 無休
https://aveledavinhoverde.com/en/

文=梅崎奈津子
写真=平松市聖
協力=Visit Porto & North of Portugal

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