1. トップ
  2. レシピ
  3. 「あっさりだけど、だしがガツン」なぜススキノに?つるっと食べられる名古屋名物の老舗

「あっさりだけど、だしがガツン」なぜススキノに?つるっと食べられる名古屋名物の老舗

  • 2026.4.20

HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

新しいお店が次から次へとオープンする一方、長く続いているお店があります。
北海道で50年以上続くお店にスポットをあて、愛されている理由を探るコーナー「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」。
今回は、札幌で本格的な「きしめん」が食べられる老舗店に密着しました。

創業59年目 名古屋名物『きしめん』がなぜ ススキノに?

Sitakke

透き通るような黄金色のだしに…コシのある平たい麺。
名古屋の名物「きしめん」です。

Sitakke

客:「やさしい味でいくらでもいける感じ」

Sitakke

客:「本当おいしいので来ています」

Sitakke

ススキノの一角、駅前通りに暖簾をかかげるお店。
創業59年目「きしめんのきじや」です。

Sitakke

お店を営むのは、2代目の遠藤 由章さん。
そして、妻のまゆみさんです。

Sitakke

由章さん:「ソウダガツオとムロアジです。40分間煮出します」

味つけはいたってシンプル。

Sitakke

ムロアジとソウダガツオでとった出汁に薄口しょうゆとみりん・塩で味を整えます。

Sitakke

製麵は、妻のまゆみさんが担当。
幼い頃から店の手伝いをしています。

番組スタッフ:「この作業はいつから?」まゆみさん:「小学4年生です」

Sitakke

まゆみさん:「これ2台目になるんですけど、昭和62年から使っています。麺に圧をかけることで、コシをだしていきます」

Sitakke

この作業を8回繰り返し、麺が完成します。
本場・名古屋のきしめんに比べると少し薄めの麺です。

Sitakke

由章さん:「茹でる時間が短いのと、元々『きじや』は夜のお店だったので、飲んだ後のシメに。のど越しが良くて消化にいい。ペロンペロンに酔っぱらった人でも食べやすい」

Sitakke

常連客:「やっぱりうまい!北海道にないのよ、きしめんは」

Sitakke

創業者は、まゆみさんの父・古屋 靖義さん。
独立する前は、札幌の洋食店で修業をしていました。

まゆみさん:「そこのレストランで『きしめんを出したい』となって…」

Sitakke

父の靖義さんはレストランのシェフのつてで、きしめんの本場・名古屋ではなく大阪できしめんの修行へ…
2年間で技術を習得し札幌に戻ってきましたが…

Sitakke

まゆみさん:「きしめんの機械を扱えるのが父しかいなくて、そのまま機械を譲り受けてススキノで商売を始めた」

Sitakke

こうして、関西仕込みの出汁がきいた「きじやのきしめん」が誕生しました。

Sitakke

客:「あっさりしているんですけど、ガツンとくる。出汁がきいていて」

Sitakke

客:「ちなみにこれからおかわりを。おいしかったので」

Sitakke

まゆみさん:「最初の頃は全然、昭和42年のススキノではきしめんは受けなかったらしいです。かなり苦労したとは言っていました。洋食に未練があったのか、店でオムライスとかを作ってだしていた時代もあったみたい。」

Sitakke

店を移転したのをきっかけに口コミが少しずつ広まり、軌道に乗っていきました。

Sitakke

一方で由章さんは、札幌で日本料理店に勤めていました。
そのころ、客として『きじや』を訪れまゆみさんと出会い、結婚します。

Sitakke

由章さん:「元々、親父の方から『いつか手伝ってくれたらありがたい』と言われていて」

Sitakke

その後、父・靖義さんが体力面を考え、昼営業中心に切り替えることを決意。
昼営業がしやすい桑園へ…新たな場所での再出発でした。

Sitakke

由章さん:「桑園でスタートして、私もいたんですけど、私は3カ月で辞めました。仲が悪いとかではないんですけど、仕事上の考え方が大分違ったんで、これはもう無理だなと。前かけバーンと投げて『きょうで辞めて帰るから』と言って直ぐに帰った」

Sitakke

まゆみさん:「拭き掃除をしていたら、歩いていくのが見えたから『あれ!?』と思って、父ちゃんに聞いたら『由章辞めるって』『オープン5分前だけど!』みたいな」

Sitakke

こうして由章さんは、氷職人として新たな人生をスタート。
別々の道を歩むことになりました。

Sitakke

由章さんが店を辞めてから、19年後。
再び、父から連絡が…

由章さん:「親父がちょっと疲れてきたから。簡単に言ってきたからね、電話で」まゆみさん:「最初電話だったよね」

Sitakke

由章さん:「『やってくんない?』って。喜んでいたから良かったのかなと」

Sitakke

2014年、再びすすきので店を開きます。
父が守り続けてきたきしめんを受け継ぎました。

Sitakke

常連客:「まゆみさんのお父さんの時代に通っていた。お出汁もいいけど、2人の優しい顔がいいよね」由章さん:「なんか出します?」
常連客:「安心して来られるというか、落ち着くんですよね、そういうところがいいんじゃないですか」

Sitakke

常連客:「面白いよね2人の動きが。面白いんですよ、忙しいとき。おいしいプラスアルファで、来ると元気になる」

Sitakke

常連客:「いつも実家代わりに来ています。お母さん感すごいから。“パパとママ”です。笑ってる。飲みますか?」

Sitakke

まゆみさん:「すいませんね~お世話になっています。もうありがたいの一言です」

愛されるワケは…

「きじやのきしめん」が長年愛されるワケは?

Sitakke

由章さん:「それはやっぱり常連さんですね。顔見に来てくれるだけでもありがたい」
まゆみさん:「お客さんに恵まれてるよね」由章さん:「ありがたいですよね。」

Sitakke

由章さん:「そうなるとおにぎりが大きくなっていく『食べる~?』って」

【きしめんのきじや】

住所:北海道札幌市中央区南7条西3丁目千両ビル1F
電話:011-532-0141
営業:正午~午後2時(月曜日除く)
午後7時半~午前0時(日曜日除く)
定休日:不定休

※掲載の内容は番組放送時(2026年3月19日)の情報に基づきます。

元記事で読む
の記事をもっとみる