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「私たちの光…」W杯16強進出のポルトガル、故ディオゴ・ジョタへ捧げたサプライズ「彼はいつも僕たちと一緒にいる」

  • 2026.7.3

あの日から1年。ポルトガル代表は、亡き仲間への思いを胸にワールドカップの舞台で特別な勝利を刻んだ。

ポルトガル代表は現地時間2日に行われたFIFAワールドカップ・クロアチア戦で2-1の勝利を収めた後、昨年交通事故で亡くなったディオゴ・ジョタを追悼するサプライズを実施した。

試合終了後、主将クリスティアーノ・ロナウドがジョタの背番号「21」のユニフォームを掲げると、選手たちも輪になってそのシャツを高く掲げ、スタジアムは温かい拍手に包まれた。

ジョタは昨年7月3日、スペインで弟アンドレ・シウヴァとともに交通事故で死去。享年28だった。

肺の手術を受けた影響で飛行機移動を避け、車でイングランドへ戻る途中に事故に遭ったという。わずか11日前には長年のパートナー、ルテ・カルドーゾさんと結婚したばかりだった。

ジョタは名門クラブのアカデミー出身ではなく、地元の街クラブ、ゴンドマールからパソス・デ・フェレイラ、ポルト、ウォルヴァーハンプトンを経てリヴァプールへと駆け上がった努力の象徴だ。

高い決定力と献身的なプレーで愛され、リヴァプールではプレミアリーグ制覇にも貢献。ポルトガル代表でも49試合14得点を記録し、多くの仲間から慕われる存在だった。

ポルトガル代表は今大会、ジョタを「26人目の仲間」として戦っている。国歌斉唱時には大型ビジョンにジョタの写真が映し出され、選手たちは首相から贈られたジョタの名前が刻まれた特製リストバンドを着用。

イギリスの公共放送『BBC』によると、試合後に同国代表を率いるロベルト・マルティネス監督は「彼は私たちの光。ワールドカップを彼に捧げたい」と語り、ルベン・ネヴェスも「彼はいつも僕たちと一緒にいる」と思いを明かしたという。

勝利の喜びとともに示された仲間への変わらぬ愛は、世界中のサッカーファンの胸を打つ忘れられないワンシーンとなった。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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