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「審判も監督も誰も見たことない」MLBで三塁コーチがフェアグラウンドに入り、走者をホームへ導く珍事

  • 2026.7.2

6月3日にフェンウェイ・パークで行われた、ボストン・レッドソックス対ボルチモア・オリオールズ戦で、三塁コーチの動きが注目を集めた。初回レッドソックスの臨時三塁コーチを務めるチャド・エパーソン氏が、走者に本塁突入を指示した。その際に、通常は見慣れないフェアグラウンド側へ走り込む場面があった。米メディア『Jomboy Media』などがこの映像を取り上げ、野球ファンの間でルール上の扱いをめぐる反応が広がった。

フェンウェイ・パーク特有の死角を補う動き

レッドソックス専門メディア『BoSox Injection』によると、この場面では一塁走者ウィリアー・アブレイユが、三塁線を抜けた打球で本塁を狙った。フェンウェイ・パークでは三塁コーチャーズボックスから左翼線の奥まで見通しづらく、エパーソン氏は打球の行方を確認するためにフェアグラウンド側へ移動したという。

そのまま走者へ生還を指示したが、オリオールズの好返球により、当初はセーフと判定されたプレーがチャレンジで覆り、追加点は認められなかった。

規則上は自動的な違反なし

米メディア『OutKick』は、MLB規則5.03でコーチは原則としてコーチャーズボックス内にいる必要がある。自分の塁でプレーがある場合に走者へ進塁や帰塁、スライディングを指示するためにボックスを離れることができる。

同メディアは、MLB関係者がフェアグラウンドへ入っただけで自動的な罰則があるわけではなく、干渉があった場合に問題となると説明したと伝えている。オリオールズのクレイグ・アルベルナズ監督や三塁塁審も珍しい場面だと受け止めていたが、最終的にプレー自体はオリオールズ側に有利な判定で終わった。

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