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記念日の店はもう予約してある。俺がクーポンを一通だけ送った理由

  • 2026.7.1
ハウコレ

仕事の合間に、見つけた割引クーポンを彼女に転送しました。前に行きたいと話していた店だと、ふと思い出したからです。よかれと思って送ったその一通が、おかしな空気を生むとは考えてもいませんでした。

記念日は、ちゃんとした店で

このところ仕事が忙しく、彼女と会う時間をうまく作れずにいました。埋め合わせというわけではないけれど、記念日くらいはちゃんとした店で祝いたい。そう考えて、俺は少し背伸びした店を予約しておいたのです。彼女には伝えず、当日まで秘密にするつもりでした。

軽い気持ちで送った一通

そんなとき、彼女が前に話していた店の割引クーポンが目に入りました。安くなっているなら教えてあげようと、軽い気持ちで転送しました。「ここ、安くなってるよ」。そう書き添えただけでした。一名分の券だということも、そのときは深く考えていません。気軽な情報共有のつもりだったのです。

そっけなくなった、彼女の返事

ところが、それから彼女の返事が短くなりました。「ありがとう」のあとが続きません。電話をしても、どこか遠慮がちです。何か怒らせただろうかと考えても、心当たりは浮かびません。あのクーポンが原因だとは、思いもしてなかったからです。

そして...

記念日は予約していた別の店に一緒にいきました。そこで彼女はようやく打ち明けてくれました。あのクーポンを、一人で行けという意味に受け取っていたのだと。戸惑ったのは俺のほうです。祝う場所を内緒にしたことが、かえって彼女を不安にさせていた。隠しごとは、相手を思いやっているようで、実は自分の都合だったのかもしれません。次からは、口に出すべきひとことを、惜しまないでおこうと思います。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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