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【日常ミステリー】消えたゴールドのネックレス→母から届いた高校の卒アルから3年越しに落ちた

  • 2026.6.30
【日常ミステリー】消えたゴールドのネックレス→母から届いた高校の卒アルから3年越しに落ちた

家族総出で探しても出てこなかった一本

3年前のある夕方、リビングのソファに座った瞬間、首元の軽さに気づきました。母から成人祝いに贈られたゴールドのチェーンが、いつの間にか消えていたんです。

慌ててクッションをめくり、ソファの裏に手を突っ込み、床に膝をついてカーペットを撫でました。

夫も子どもも一緒になって探してくれました。テレビ台の裏、ゴミ箱の中、玄関のマット、洗濯機の排水フィルターまで、思いつく場所はすべてひっくり返したのを覚えています。掃除機の紙パックも分解して中身を広げました。

「この部屋から出てるわけがないんだけど」

3日間続けてもチェーンは出てきませんでした。一週間、一か月と過ぎ、私は諦めました。きっと玄関先で落として、誰かが持って行ったんだろう。

そう自分に言い聞かせて、頭の中から消したんです。母にも申し訳なくて、しばらく実家に帰る気になれませんでした。

実家から届いた段ボールの中に入っていた一冊

それから2年が経ったある日、実家の母から段ボールがひとつ届きました。

中を開けると、見覚えのある分厚いアルバムが入っていました。高校時代の卒業アルバムです。

「クローゼットの奥から出てきたから、もう持って帰っときな」

母からの電話にそう言われ、懐かしくなってリビングのテーブルでページをめくりはじめました。クラスメイトの顔、修学旅行、文化祭の写真。20年近く開いていなかった一冊が、長く眠っていた紙の匂いを放っていました。

中盤あたりのページを開いた瞬間、何かがテーブルの上にポロッと落ちました。冷たい金属の音がして、視線を落とすと、それは2年前にリビングで消えたあのゴールドチェーンだったんです。

どう考えても説明がつかない朝

そのアルバムは、私が結婚してからずっと実家のクローゼットで眠っていたものでした。失くした当時、我が家には間違いなく存在しなかった本です。

誰かが我が家からアルバムまで運んでページに挟むなど、物理的に不可能でした。

しかも、開いたページとその隣のページは、長年閉じられて完全に密着していたんです。チェーンの形が紙に薄くついていてもおかしくないくらい、ぴったりと貼り付いていました。

「どうしてここに」

夫に見せても、ただ首をかしげるばかりでした。オカルトは信じないタイプの私ですが、あの朝のことだけはどう理屈をつけてもうまく飲み込めません。

ネックレスは今も大切に保管していますが、ふと取り出すたびに、あの密着していたページの感触を思い出します。

3年が経った今も、答えは出ないままです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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