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会議室を横取りしたと思われた俺が→後輩の勉強会を流さないため、こっそり動いていた

  • 2026.6.28
ハウコレ

予約者の欄が俺の名前に変わったことに、後輩は先に気づいてしまいました。事情を話したあとも、うまく届いたのかは分かりません。あの勉強会だけは、どうしても流したくありませんでした。

総務の窓口で頭を下げて、空いている会議室をもう一つ確保しました。本当なら、その前に後輩へひとこと伝えるべきでした。けれど客先対応の準備に追われ、伝える順番を後回しにしてしまったのです。

重なっていた二つの予定

取引先の来訪が、急に決まりました。お客様を通せるのは受付に近いこのフロアの会議室だけで、その時間に空いているのは、後輩が押さえた小さな部屋しかありませんでした。件名は「企画勉強会」。前から手をかけて準備しているのを隣の席で見ていたので、その会だけはつぶしたくありませんでした。

名前を書き換えた理由

総務に掛け合って、後輩の勉強会を上の階の広い会議室に移してもらいました。手続きの都合で、元の予約を一度こちらの名前に振り替える必要があったのです。件名も仮で「打ち合わせ」にしました。本人に伝えてからにしたかったのに、客先の準備に追われて、後回しにしてしまいました。

給湯室で聞かれたこと

顔を合わせたのは、給湯室でした。後輩は硬い声で、「私の予約、勝手に変えました?」と聞いてきます。傷つけたのだと、その表情で分かりました。

俺は慌てて、「あの部屋、急に客先が入って。勉強会は上の会議室に移しておいた」と説明しました。それから、「勝手にごめん。あの会、流したくなかったから」と続けました。

そして...

移された先の会議室で、後輩の勉強会は滞りなく進んでいきました。資料に向かう横顔を、廊下から見ていました。先に伝えられなかったのは、俺の段取りの悪さです。それでも、あの会を残せたことだけは、間違っていなかったと思っています。

(30代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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