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息をのむ絶景と、創造のひと皿。ポルトガルの名店「アンティクウム」が紡ぐ、忘れられない美食体験

  • 2026.6.26

CREA Traveller 2026 夏号は「ポルトガル」特集。ヨーロッパ大陸の西の果て、大西洋の大海原を見つめてきたポルトガルの歴史と文化には、海との繋がりが常にあった。郷愁を表現する“サウダーデ”を胸に秘めた情緒的な側面に触れ、海風と太陽、人々の温もりで健やかな感性を取り戻す旅へ。

一皿に物語のあるミシュランレストランや名ホテルのダイニング……。

ドウロ川が一望できる絶景とセットで味わうのが、ポルトの美食の贅沢。


ポルトの美景とともに五感で味わう創造の一皿

◆Restaurante Antiqvvm(レストラン・アンティクウム)

テラスで楽しむカクテルは“ポルト・トニック”14ユーロ、“ミッドナイト・エスプレッソ”22ユーロ。

街の喧騒から離れた静かな高台に佇む「レストラン・アンティクウム」は、ドウロ川が目の前に広がる素晴らしいロケーション。まずは絶景のテラス席で食前酒を優雅に味わった後、室内の席でテイスティングメニューをいただく。

旅先の料理からヒントを得ることが多いヴィトール・マトスシェフ。

2ツ星シェフ、ヴィトール・マトス氏が供するコースは、食材とソースが織り成す驚きと楽しさに溢れた世界。

コースの始まりのタルタレットは作りたて。
“キンメ&イカ”はタマゴを使った濃厚なソースで。

一口で幸せが広がるマグロのタルタレットから始まり、カレーの香りを効かせたエビ、セロリのエスプーマを合わせた軽やかなヒラメと魚介料理が続き、クライマックスはシグネチャーのハト料理。

シグネチャー料理“ハト&スパイス”。火入れを調整しながら焼き上げたハトにはシナモン、クローブなどのスパイスで味付け。テイスティングメニューは265ユーロ。料理と合わせたワインペアリング235ユーロ。

火入れが難しいハトをしっとりと仕上げ、多彩なスパイスで香りをのせた逸品だ。時折、窓辺の景色も楽しみながら、五感が満たされる忘れられない時間を。

店は美術館がある歴史的な建物にある。

Restaurante Antiqvvm(レストラン・アンティクウム)

エレガントな店内。

所在地 Rue de Entre-Quintas 220, Porto
電話番号 226 000 445
営業時間 火・土曜12:30~15:00、19:00~23:00、水~金曜19:00~23:00
定休日 日・月曜 ※要予約
https://www.antiqvvm.pt/pt/

文=梅崎奈津子
写真=平松市聖
協力=Visit Porto & North of Portugal

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