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「おむつは毎日俺が替えてる」と豪語する夫。だが、娘が明かした事実で状況が一変

  • 2026.6.26

言うだけの夫

私はフルタイムで働いている。それなのに、家のことはほとんど私の肩にのっていた。夫はいつも、口だけは優しいのだ。

「手伝おうか?」

そう言いながら、ソファから動こうとしない。結局、洗濯も食事の支度も寝かしつけも、気づけば私がやっている。それでも夫には、ひとつだけ譲れない自慢があった。

「ゴミ出しは俺の担当だからな」

週に二回、玄関のゴミ袋を集積所まで運ぶ。それだけで、まるで家事の半分を背負っているような顔をするのだ。ドヤ顔でそう言われるたび、私は何とも言えない気持ちを飲み込んでいた。

(ゴミ出し以外、何かやってくれた覚えがあったかな)

そんな日々が、当たり前のように続いていた。

義実家での豹変

ところが、義実家へ顔を出す日になると、夫はまるで別人になる。玄関をくぐった途端、急に張り切りだすのだ。

「おむつ替えるね。ほら、こっちおいで」

普段は一度も替えたことがないのに、義両親の前ではいそいそと下の子を抱き上げる。慣れない手つきで、それでも得意げに作業を進めていく。

「おむつは毎日俺が替えてる」

「やらないと回らないからさ」

義母は嬉しそうに目を細め、義父も大きくうなずいている。私はそばで、すっかり白けた気持ちで座っていた。日頃の姿を知っているだけに、その芝居がただただ滑稽に見えた。

夫は調子に乗って、上の娘にまで声をかける。

「な、パパっていつも家事やってるよな?」

娘のひと言

娘は、きょとんとした顔で夫を見上げた。そして、悪気のかけらもない声で、はっきりとこう言ったのだ。

「パパがオムツ替えるの初めて見た」

リビングの空気が、しんと固まった。義母の笑顔が止まり、義父も箸を置いて夫を見る。

「いつもはママだよ」

娘がたたみかけると、夫の顔からみるみる血の気が引いていった。何か言おうと口を開きかけ、けれど言葉が出てこない。視線を泳がせ、最後はうつむいてしまった。

「あらあら……そうだったの」

義母が困ったように私を見る。その目は、明らかに息子への評価が変わったことを物語っていた。義父も小さく息をついて、「お前、ちゃんとやれよ」と低く言った。

帰りの車の中、夫はずっと黙り込んでいた。やがて、ぽつりと声を漏らす。

「……明日から、風呂とゴミ以外も、ちょっとやるわ」

あの日以来、夫は前ほど「手伝おうか」と言わなくなった。代わりに、黙って洗い物に立つようになった。娘の無邪気な一言が、何度頼んでも動かなかった夫を、たった数秒で変えてしまったのだった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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