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「母親のしつけが悪いからノロマなのよ」と義姉の子と比べる義母。だが、普段は温厚な夫が怒ってくれた瞬間

  • 2026.6.25

正月の食卓で続いた嫌味

義母は、内孫である我が子と、義姉が産んだ外孫を、いつも並べて比べる人でした。お正月に親族で集まったとき、その差は隠そうともしませんでした。

食事が始まると、義母は義姉の子のほうばかり見ていました。

「お行儀が良いわね」

そう言って何度も褒める一方で、まだ食べるのが遅い我が子には、わざと私に聞こえる声で言うのです。

「母親のしつけが悪いからノロマなのよ」

「こんなんじゃ将来が思いやられるわ」

箸を持つ我が子の手が止まりました。せっかくの料理が、口に運べなくなってしまったようでした。

私は何も言い返せず、ただうつむいてお茶碗を握っていました。

波風を立てたくなくて、毎年こうして黙って耐えてきました。義姉の子は無邪気に「ごちそうさま」と席を立ち、その背中をまた義母が満足そうに見送ります。

我が子だけが、肩を縮めてうつむいていました。

いつもは黙っている夫が

義母の声がまた一段と大きくなったときでした。隣でずっと黙っていた夫が、音を立てて箸を置きました。テーブルの上のグラスが小さく揺れるほどの音でした。

「母さん、さっきから聞いてれば何なんだよ」

普段はおとなしくて、義母に何を言われても受け流すだけの夫でした。

その夫が、まっすぐ義母を見ていました。

「自分の孫によく言えるな」

「ノロマだなんて、二度と言うな」

義母の手が止まりました。一瞬、口が半開きのまま言葉に詰まり、それから慌てたように笑ってみせました。

「冗談よ、冗談。そんなに怒らなくたって」

「冗談でうちの子を傷つけるな。もう二度とここには来ない」

食卓がしんと静まり返りました。義姉が気まずそうに目を伏せ、義父も小さくため息をついて、義母から視線を外しました。

味方のいなくなった義母は、口を開きかけては閉じ、もう何も言い返せませんでした。

我が子は、何が起きたのか分からないという顔で夫を見上げていました。夫はその頭にそっと手を置いて、「もう大丈夫だからな」と小さく言いました。

夫は私の手を取り、子どもを抱き上げると、その場で荷物をまとめました。引き止める声を背中で聞きながら、私たちは実家を後にしました。

「ずっと我慢させて、ごめんな」

車の中で夫がそう言ったとき、こらえていたものが一気にあふれました。

それ以来、夫が義実家との連絡をすべて断ってくれました。あれだけ私を萎縮させていた義母とは、今はもう一切関わっていません。気を張らずに過ごせるお正月が、こんなに穏やかなものだとは思いませんでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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