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「聞こえていなければ意味がない!」息子の間違いを謝った。でも、ママさんのクレームが止まらなかった

  • 2026.6.25

赤ちゃんコースで漂っていた違和感

息子を生後半年から通わせていた英語教室で、同じクラスのママに最初から違和感があった。

挨拶をしても返さない。私が置いたベビーカーをいつの間にか勝手に隅へ動かしている。

理由を聞いても無言で目を逸らされた。

教室内のママたちはみな笑顔で会釈を交わすのに、その人だけが空気を一段冷たくしていた。

その日は教室の床に出席カードを広げる時間だった。よちよち歩きの息子が手を伸ばし、ママさんの子供のカードの端をほんの少しだけ折ってしまった。私はすぐに膝をついて頭を下げた。

「ごめんなさい、息子が折ってしまって。本当に申し訳ないです」

ママさんは何も言わず、ただこちらを見ていた。

視線が刺さるのは感じたが、レッスン中なので深く話す時間はなかった。レッスンは何事もなく終わり、私はその日を「謝って済んだこと」だと思って帰路についた。

数時間に及んだ本部へのクレーム

翌日の昼、教室の本部担当者から電話が入った。ママさんが数時間にわたってクレーム電話を入れていたのだという。

「謝っていない、先生も気づいていたのに注意しなかった、と強くおっしゃっていて」

私は耳を疑った。

担当の先生にも確認が入ったが、先生はそもそもカード折りに気づいていなかった。

電話越しの主張と事実があまりにかけ離れていることに、本部側も困惑している様子が伝わってきた。挨拶無視もベビーカー移動も全部黙って抱えてきた私は、ようやく口を開いた。

「私はその場で謝りました。先生は把握していません」

担当者は深く息を吐き、「相手が感情的になっています。絶対に教室の外では謝罪しないでください」と念を押した。

本部側で正式に謝罪の場を設定する、トラブル拡大を防ぐためです、と続けられた。

正式な場で繰り返された詰問

後日、本部の一室でママさんの子供本人に頭を下げた。子供はきょとんとしていた。隣の母親が静かに口を開いた。

「息子は気にしていない」

続けて低い声で詰めてきた。

なぜその場ですぐに謝らなかったのかと。

「すぐに謝りました」

私が説明すると、相手の表情がさらに険しくなった。眉間に皺が寄り、語気が一段上がる。

「聞こえていなければ意味がない!」

本人は気にしていない、と言いながら、聞こえなかったから無効だと責められる。

担当者が間に入っても話は平行線だった。先生の証言を出されても、相手は首を縦に振らない。

理不尽な詰問は終わらず、私はただ頭を下げ続けるしかなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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