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「サンルーム?別にいらないでしょ」マイホームなのに口を出してくる義父。だが、我慢出来なかった夫の一言とは

  • 2026.6.25

奪われた間取り

結婚して一年、私たちは念願のマイホームを建てることになった。

ところが、図面を広げ始めた途端、義父が口を出すようになる。

「サンルームが欲しいんです。洗濯したあと、すぐに干せるように」

そう希望を伝えた私に、義父はあっさり首を振った。

「サンルーム?別にいらないでしょ」

図面の上を、指でちょいと示すだけ。

間取りはほとんど義父が決め、住宅会社の打ち合わせにも、いつのまにか義父が一人で出向いていた。

「私たちの家なのに」

そう思いながらも、結婚したばかりの私は何も言えない。夫もまた、親の言いなりだった。結局、家は義父の思い描いたとおりに完成した。

勝手に売られた焼酎

棟上げの日、たくさんの方からお祝いの焼酎をいただいた。我が家にはまだ保管する場所がなく、ひとまず義実家に預けることにした。

あの一本はお世話になった方へ、この一本は親しい友人へ。

誰に贈ろうかと、私は心の中で配り先を決めていた。

ところが数週間後、引き取りに伺うと、焼酎は一本も残っていなかった。

「ああ、知り合いに売っちゃったわよ。お金は渡すから」

義母が、当たり前のように差し出してきたのはお札の束。私は、頭が真っ白になった。

「お金の問題じゃありません。あれは、贈る相手まで決めていたものなんです」

気づけば、声が震えていた。さすがの私も、ここで初めてはっきりと怒りをぶつけた。

それでも当時の夫は、私をなだめるどころか「親に何て口のきき方だ」と叱るばかりだった。

夫が変わった朝

転機は、その後の外構工事だった。

庭の仕上げにまで口を出してきた義父に、ついに夫が正面からぶつかったのだ。

「これは俺たちの家だ。もう口出しはやめてくれ」

玄関先で、二人の声が響いた。あれほど親に従っていた夫が、初めて自分の言葉で言い返している。

「親の言うとおりにしてりゃ間違いないんだ」

「間違ってたよ。妻の希望、何ひとつ通らなかったじゃないか」

義父は顔を赤くして言いかけ、けれど続く言葉が出てこない。

やがて口をつぐみ、ばつが悪そうに目をそらして、その日は黙って帰っていった。

その朝を境に、夫は私の意見を一番に聞いてくれるようになった。あの日の喧嘩が、止まっていた歯車を動かしてくれたのだ。

七年が過ぎた今、義弟が家を建てると言い出した。すると義父は、こう口にしているらしい。

「あの時、お嫁さんがこう言ってたから」

かつて私の声を一蹴した人が、今は私の言葉を手本にしている。立場は、すっかり入れ替わっていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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