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モフモフのお腹を空に向け…子ギツネたちがダブルノックダウンのワケ【写真6枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.6.23

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年6月15日〜6月19日ピックアップ分・前編)

えっ!アタシこんなに産んだっけ?

Sitakke
撮影:@riyama428さん

オシドリのヒナが生まれたようです…というか、ちょっと「生まれすぎ」ではないでしょうか?

数えてみたらなんと18羽!
オシドリは一般的に9〜12個ほどの卵を産み、育てるといわれています。
ところが、このお母さんのまわりには18羽のヒナたち。

毎日のように観察なさっていらっしゃる方のお話では、もしかすると「托卵(たくらん)」ではないかとのこと。

托卵とは、簡単にいうと「他人の家に、わが子を預ける作戦」で、別のメスが卵を産み、そのまま育児をお願いしてしまうこと。

それにしても18羽…お母さんオシドリからすると、「えっ!アタシこんなに産んだっけ?」と思っていても不思議ではありません。

ちなみに「オシドリ夫婦」という言葉がありますが、オスは子育てには参加せず、育児はすべてメスまかせ。

18羽のヒナたちが無事に大きく育ってくれることを願うばかりです。

「海鳥の島」に…にぎやかな季節の到来!

Sitakke
Sitakke
撮影:@yupi_hokkaidoさん

1枚目は、その特徴的な鳴き声から「オロロン鳥」とも呼ばれるウミガラス。

岩の上に立つ姿はまるでペンギンのようなのですが、ひとたび空へ飛び立つと、その姿は実に美しく、力強さも感じさせてくれます。

2枚目は、いま人気急上昇中のケイマフリ。

黒い羽に赤い足、目のまわりには白いライン。そして口を開けると、なんと口の中まで真っ赤!
まるでおしゃれにこだわったデザイナーさんのような鳥です。

どちらの写真も、天売島在住の自然写真家・寺沢孝毅さんが運航する「ケイマフリ号」から撮影したお写真なのだそう。

「オロロン鳥」ことウミガラスは、かつて天売島に約8000羽が飛来していたとされています。しかし、その後激減し、2000年代には30羽前後にまで落ち込んでしまいました。

寺沢さんをはじめとする多くの方々の長年にわたる保護活動によって、その数は回復。
2022年には33年ぶりに100羽を超えるまでになりました。

いま天売島は、まさに海鳥たちの繁殖シーズン。

「ケイマフリ号」に乗って海へ出ると、目の前を飛びかうケイマフリやウミネコ、ウミウなど海鳥たちの姿に「ここ、本当に日本なの?」と思ってしまうほど!

天売島の海は、いま、1年でいちばんにぎやかな季節を迎えています。

ダブルノックダウンって…子ギツネたちに何が?

Sitakke
Sitakke
Sitakke
撮影:@enriko0130さん

2匹の子ギツネが、そろって白いモフモフのお腹を空に向けています。
寝ているのか?それとも倒れているのでしょうか?

このお写真のキャプションには、「不意打ちのジャンプで飛びかかったものの、2匹ともノックダウン」と書かれていました。

実は、この直前に撮られたのが2枚目の写真。

いたずら好きな子ギツネが、きょうだいに向かって勢いよく飛びかかっていく瞬間です。
このあと、どんなワチャワチャが繰り広げられたのかはわかりませんが、その結果がこの「ダブルノックダウン」だったようです。

この時期のキタキツネの子どもたちの成長には、本当に驚かされます。
1週間ぶりに会いに行くと「おっ! デカっ!」と思わず声が出てしまうほど。

体が大きくなるにつれ、きょうだい同士のじゃれ合いもどんどん激しくなり、見ているこちらがハラハラすることもあるほど。
***

後編の記事では
・お風呂に浮かべたくなるような…
・シマエナガのヒナ「センター争い」の悲劇!?
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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