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堤真一×濱田崇裕が初共演でW主演! 舞台『グレンギャリー・グレンロス』上演決定

  • 2026.6.22
舞台『グレンギャリー・グレンロス』W主演の(左から)濱田崇裕・堤真一 width=
舞台『グレンギャリー・グレンロス』W主演の(左から)濱田崇裕・堤真一

堤真一と濱田崇裕(WEST./「濱」は本来は異体字)が初共演でダブル主演を務める舞台『グレンギャリー・グレンロス』が、11月6~30日までIMM THEATER(東京)、12月5~11日まで森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演されることが決定。堤と濱田、演出を手掛けるジョン・ハイダーからのコメントが到着した。

【写真】舞台『グレンギャリー・グレンロス』実力派キャスト陣も一挙解禁

Bunkamuraが、 日本と海外のクリエイターとの共同作業のもと、優れた海外戯曲を今日的な視点で上演する企画、DISCOVER WORLD THEATRE(以下DWT)シリーズの第17弾。

『グレンギャリー・グレンロス』は、1983年にアメリカの演劇界を代表する劇作家デヴィッド・マメットによって書かれた戯曲で、同年にイギリスで初演されウエスト・エンド演劇協会賞を受賞。翌年1984年にはシカゴとブロードウェイで上演され、ピューリッツァー賞を受賞。1992年にはアル・パチーノ、ジャック・レモン、ケビン・スペイシーという名優によって映画化(邦題『摩天楼を夢みて』)され、高い評価を獲得した。

シカゴを舞台に、アメリカンドリームを夢見て不動産業界でしのぎを削る男たちの壮絶な顧客争奪戦とリアルな人間ドラマを描く本作。成功を目指す人々の欲望や葛藤を通して、資本主義社会のひずみをあぶり出し、時代を超えて現代人の心も惹きつけている。

演出を手掛けるのは、ロンドン・ウェストエンドをはじめとする名だたる劇場でキャリアを積み、2017年にヘッドロング、2023年にはシアターロイヤルプリマスのアソシエイトディレクターに任命された新進気鋭の演出家ジョン・ハイダー。本作が日本での演出デビューとなり、その手腕に注目が集まる。

ハイダーは「劇場を後にしたあとも、『もし自分だったらどうしただろう』と問い続けてもらえたら嬉しく思います。そして、マメットは『Always Be Closing (常に契約を決めろ)』という言葉で描いていますが、『成功』とは、本当は何を意味するのかを考えるきっかけになればと願っています」とメッセージ。

かつては成功をおさめていたが今は落ち目で必死に売上を追う中年営業マン、シェリー・レヴィーンを演じるのは、DWTシリーズには7作目の出演、海外の演出家とのコラボレーションでも高い演技力を魅せる堤真一。

堤は「初めてご一緒するジョン・ハイダーさんがどんなアプローチをされる方かはわかりませんが、イギリスの演出家は最初から『正解』のイメージを提示するよりも、『このメンバーで何ができるか』を一緒に考えていく方が多い印象があります。思考がどんどん飛んでいくような“営業用の話術”を身につけると共に、かつての栄光を語る男の悲哀に近づけたらと思います」と抱負をコメント。

頭の回転が早く、巧みな話術で契約をものにしてきたやり手の不動産セールスマン、リチャード・ローマを演じるのは、WEST.のメンバーとして活躍し、舞台・ドラマ・バラエティ番組への出演とジャンルを問わず幅広く活躍する濱田崇裕。今作で初めて共演を果たすこの2人が、ダブル主演でマメットの最高傑作に挑戦する。

濱田は「いつか絶対に共演したいと思っていた堤真一さんとご一緒できることがまずスーパーハッピーです! 海外の演出家の方に演出していただくのは2回目ですが、前回がすごく楽しい経験だったので、今回もどんな方なのか楽しみにしています。何度も観たくなるような芝居にしたいですし、『この人から物件を買ってみたい』と思わせるような男たちになればと思っています」と意気込む。

共演には、経験豊富な実力派キャストが集結。シリアスな役からコミカルな役まで自在に演じ分ける鈴木浩介。モデルとして、多数の海外コレクションでも活躍する一方、幅広い役を自在にこなす前川泰之。自然体の演技で作品世界にリアリティをもたらす岩瀬亮。1992年にサモ・アリナンズを結成し座長を務め、現在は舞台のみならず映像作品でも幅広い役を演じ分ける小松和重。そして存在感のある演技で数々の作品を支え、近年では中国や香港映画など海外作品でも活躍する池内博之が出演する。

舞台『グレンギャリー・グレンロス』は、11月6~30日までIMM THEATER(東京)、12月5~11日まで森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演。

主演キャストと演出家のコメント全文、あらすじは以下の通り。

<コメント全文>

■堤真一(シェリー・レヴィーン役)

リズムとテンポが必要な会話劇です。不動産を売る男たちの会話の応酬だけで、物語にグイグイと引き込まれます。僕の役は映画版でジャック・レモンが演じた、落ちぶれたセールスマン。

初めてご一緒するジョン・ハイダーさんがどんなアプローチをされる方かはわかりませんが、イギリスの演出家は最初から「正解」のイメージを提示するよりも、「このメンバーで何ができるか」を一緒に考えていく方が多い印象があります。このシリーズでご一緒したジョナサン・マンビィさんも、リンゼイ・ポズナーさんもそうでした。思考がどんどん飛んでいくような“営業用の話術”を身につけると共に、かつての栄光を語る男の悲哀に近づけたらと思います。

■濱田崇裕/WEST.(リチャード・ローマ役)

いつか絶対に共演したいと思っていた堤真一さんとご一緒できることがまずスーパーハッピーです!海外の演出家の方に演出していただくのは二回目ですが、前回がすごく楽しい経験だったので、今回もどんな方なのか楽しみにしています。

僕が演じるローマはやり手で頭の回転も速い“デキる男”。どういう生活をしてきたのか、人間を掘っていくように稽古を積めたらと思います。映画版で演じていたアル・パチーノの色気がすごくて、あの風格を僕が出せるのか?と思いながらも、気がついたら面白すぎて見入っていました。何度も観たくなるような芝居にしたいですし、「この人から物件を買ってみたい」と思わせるような男たちになればと思っています。

■ジョン・ハイダー(演出)

私にとって、この『グレンギャリー・グレンロス』は、書かれた当時にもそして現代にも力強く語りかける戯曲です。もちろんこの作品のテーマは、1980年代初頭、劇作家自身が不誠実な不動産会社でアシスタントマネージャーとして働いた経験をもとに生まれたもので、その時代や場所と深く結びついています。しかし同時に、仕事に人生を支配されるような極端なワークライフバランスの崩れという、現代の大都市─、シカゴから東京、そしてその間にあるあらゆる都市に共通する現実とも強く響き合っているのです。

マメットが描く登場人物たちは皆、それぞれよりよい未来へ向かうために「抜け出す道」を探しているように思えます。その道を見つけられるかどうかは本人次第で、実際には多くの人物が最後まで見つけられないのかもしれません。それでもなお、そのもがき続ける姿は実に人間的です。彼らの姿を追ううちに、私たちは否応なく、自分自身や自分の振る舞いをそこに見出すことになるのではないでしょうか。そうした瞬間にこそ、この作品が観客の皆さんとの対話となることを願っています。

劇場を後にしたあとも、「もし自分だったらどうしただろう」と問い続けてもらえたら嬉しく思います。そして、マメットは「Always Be Closing (常に契約を決めろ)」という言葉で描いていますが、「成功」とは、本当は何を意味するのかを考えるきっかけになればと願っています。

<あらすじ全文>

■あらすじ

シカゴの不動産会社で働くレヴィーン(堤真一)は、かつてトップセールスマンだったが、今やその勢いは衰えている。営業成績が悪い者は解雇されるときいたレヴィーンは何とか契約の取れそうな上客の名簿を回してほしいと営業責任者ウィリアムソン(鈴木浩介)に懇願する。

一方、モス(池内博之)は会社の強引な経営に不信感を持ち、成績が振るわず解雇におびえるアロノー(小松和重)をあおって、顧客名簿を盗み出そうと企てていた。

そして、狡猾さと話術で契約をものにしてきたローマ(濵田崇裕)は、リンク(岩瀬亮)にフロリダの宅地「グレンギャリー・ハイランド」を売りつけようと言葉巧みに迫り、さらに売り上げを伸ばそうとしている。

それぞれが、会社で生き残ろうと思惑を巡らせる中、 事務所が荒らされ顧客名簿や契約書が盗み出された。捜査に訪れた刑事のベイレン(前川泰之)は内部の犯行を疑い執拗な事情聴取を始めるが、なおも彼らの契約交渉は続けられる。混乱と緊迫が高まり、やがて真実へとたどり着く…。

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