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「気が利かない嫁だな」と親戚の集まりで傲慢な態度を見せる叔父たち。だが、夫の一言に我慢の限界が来た

  • 2026.6.21

猛暑の台所に閉じ込められた一日

数年前のお盆、夫の実家に帰省すると、親戚一同が10人以上も集まっていた。玄関で靴を脱ぐ間もなく、義母が私のところへやってきた。

「あなたは台所に入って」

男たちは大事な話があるからと。そこから私の地獄が始まった。義母や義姉たちは涼しいリビングでお酒を片手に笑っているのに、私だけがエアコンの効かない台所に押し込められた。

大鍋いっぱいの煮物を仕込み、山のような皿を洗い、空いたグラスを下げて回る。

汗だくで動き続けても、礼の一言もない。それどころか、酒で顔を赤くした叔父たちが次々と無遠慮な声を飛ばしてくる。

「早く次の酒を持ってこい」

「気が利かない嫁だな」

朝から夜まで、私は12時間ほとんど座る暇もなく動き続けた。それでも、誰かが助けに来てくれると、心のどこかで信じていた。

夫の一言で、心が完全に切れた

限界だった。リビングで寝そべっている夫のそばに行き、小さな声で訴えた。

「少しだけ、手伝ってくれない?」

夫は顔も上げずに、缶を口に運びながら言った。

「お酒入ってるから無理、家の家事と変わらないから大丈夫でしょ」

へらへら笑っていた。味方をしてくれるどころか、私を家政婦と同じ扱いにする一言だった。

その瞬間、私の中で何かが音を立てて切れた。もう、言い返す気力もなかった。台所に戻り、私は黙って残りの片付けを終わらせた。

翌朝、午前5時。全員が寝静まった家で、私は静かに荷物をまとめた。

それから夫の財布を開け、帰省の往復交通費にあたる現金だけを、きっちり数えて抜き取った。一円も多くは取らなかった。

テーブルに一枚の書き置きを残し、私は始発の駅へ歩き出した。

「家政婦扱いに我慢できないので、これにて失礼します」

実家に着く頃、夫から何度も着信があった。私はすべて無視した。

それ以来、夫は人が変わったように態度を改めた。帰省を無理強いされることは、二度となくなった。

「これからは、私の都合も聞いてくれる?」

そう尋ねると、夫はばつが悪そうに目を逸らし、小さく頷いた。あの夏、台所で流した汗は無駄ではなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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