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「通帳が見当たらないの」一人暮らしの祖母の口座から引き出された60万円。勝手に引き出した人物の正体に絶句

  • 2026.6.21

消えた通帳と祖母の電話

数年前のことです。一人暮らしの祖母から、困りきった声で電話がかかってきました。

「通帳が見当たらないの」

最初は置き忘れだろうと家族で家中を探しました。引き出しも棚の裏も見たのに、どこにもありません。

心配になって銀行で取引履歴を出してもらうと、その場の全員が言葉を失いました。

「これ、おばあちゃん引き出してないよね?」

覚えのない引き出しが、何度も繰り返されていたのです。一回数万円、合計すると六十万円。

祖母は年金以外ほとんど使わない人で、こんな金額を動かすはずがありませんでした。

警察に相談しようかという話まで出ました。記録の日付を一つずつ照らし合わせていくうち、家族の顔色が変わっていきました。

信頼していた人の正体

引き出しのあった日は、決まってある親戚が祖母の家に立ち寄った日と重なっていたのです。

普段は面倒見がよく、祖母も「あの子はよくしてくれる」と信頼していた人でした。

キャッシュカードの保管場所を知っていたのも、その人だけ。問い詰めると、相手は悪びれもせず言い放ちました。

「立て替えただけ」

「おばあちゃんに頼まれて、代わりに下ろしてあげてただけだよ」

「じゃあ、この記録の説明をしてもらえる?」

ATMの利用記録をテーブルに並べました。

「立て替えなら、おばあちゃんに渡したお金はどこ?領収書は?」

相手の顔から、すっと血の気が引いていきました。さっきまでの強気な声がぴたりと止まり、目が泳ぎはじめます。

「いや、それは……後で返すつもりで……」

言い訳が続かなくなり、最後はうつむいて黙り込みました。同席していた親戚たちも一斉に冷たい視線を向け、部屋の空気が完全に変わった瞬間でした。

後日、相手は六十万円を全額返金しました。祖母は静かに、けれどはっきりと告げました。

「もう、うちには来ないでちょうだい」

あれだけ偉そうだった人が、今では家族の集まりにも顔を出せず、道で会っても目を逸らして足早に去っていきます。証拠の前では、どんな言い訳も通用しなかったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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