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「私が隠しそうな場所を探し当てた」50代母が驚いた娘の知恵。スマホ依存・SNS投稿……申告ルールで乗り越えた試行錯誤

  • 2026.6.21

「もう少し遅くてもよかった」——小学3年生の娘にスマホを持たせた近畿在住の50代女性は、そう振り返ります。ゲーム依存、親の目を盗んでの隠れ使用、SNSに家族写真を投稿……次々と起きるトラブルに翻弄されながら、「申告ルール」や「納得するまで話し合う」という自分たちなりの答えを探し続けてきた母と娘のリアルな体験談です。

50代女性と小学生娘の「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する50代女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(50代)
  • 居住地:近畿(三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
  • お子さん:小学5年生・女の子
  • 使用機種:中古iPhone(親・家族のお下がり)
  • 初めてスマホを持たせた学年:小学3年生
  • 持たせた最大の理由:デジタルスキルの習得や学習に活用させるため
  • 現在の悩み度:やや悩んでいる(時々トラブルや不安がある)

「ルールを教えてもすぐ忘れる」小3での導入を「少し早すぎた」と感じた理由

娘さんにスマホを持たせたのは小学3年生の中頃のこと。本人の希望もあり、「デジタルデバイスに慣れておくことも必要かと思い持たせた」と彼女は振り返ります。しかし今になって思うのは、「もう少し遅くてもよかった」という後悔です。

「日本人ですが日本語の理解もままならない子だったので、当然ルールを教えてもすぐに忘れてしまいます。というかそもそも理解できていたかも怪しい」と彼女。スマホを安全に使うためのルールを理解し、守るためには、言語理解や認知の発達が前提になるということを、身をもって感じた経験でした。

「時間を決めて使うことができる、というのは結構能力が高い子どもなのだな、と思います」と彼女。小5になった今、ようやく自律的に使えるようになってきたと感じているそうです。

ゲームに通話、親に隠れて使い続けた娘。「依存症になっていたと思う」

持たせてすぐに顕在化したのが、ゲームや友人との通話(しながらゲーム)への熱中です。使用時間はどんどん長くなり、自己管理はまだ難しいことが明らかになっていきました。

スマホを取り上げても問題は解決しませんでした。「親が預かっても、隠れて勝手に使っていたこともあり、依存症になっていたと思う」と彼女は振り返ります。

親の管理をすり抜けながらでも使い続けようとする娘の姿に、スマホが子どもの生活に深く入り込んでいることを痛感したそうです。

SNSに家族写真を投稿。「世界に公開されているとは知らなかった」娘の衝撃の一言

最も大変だった出来事として彼女が挙げるのが、スマホを持ち始めた頃の動画投稿のトラブルです。近所の子どもたちと一緒に動画を撮って投稿していたことが発覚し、慌てて削除させました。

さらに家族の写真なども投稿していた可能性が高く、娘さん本人は「アルバムだと思っていた」というのだから驚きます。まさか世界中に公開されているとは知らなかったのです。

「子どもが使うアプリをひとつひとつチェックすることができないので、ネットリテラシーをもっときちんと教えてから持たせるべきだったと反省しました」と彼女。

娘さんもその後、友達から指摘されながら徐々にネットリテラシーを学んでいったそうです。スマホを渡す前に「公開」と「非公開」の概念を教えておくことの大切さを実感した出来事でした。

「やっぱいらんかも」課金欲求を自分で消した娘。質問を重ねるだけで気持ちが変わった

課金トラブルこそ今のところ起きていないものの、一度だけ危うい場面がありました。ゲームで課金している友達と遊んだとき、娘さんが「自分も課金したい」と言い出したのです。

そのとき彼女が取った対応は、頭ごなしに禁止するのではなく、問いかけることでした。「課金するなら小遣いの範囲で」という前提を伝えた上で、「課金して何がしたいのか」「それは本当に必要か」「なぜ必要なのか」を順番に質問していくと、娘さんは自分で考えるうちに「やっぱいらんかも」と課金への興味を失っていったのだとか。

禁止ではなく「なぜ?」を繰り返すことで、子ども自身が答えにたどり着く——この体験は、彼女にとって大切な気づきになったようです。

「申告ルール」を導入。「〇時に返します」と自分で宣言させることで主体性を育む

試行錯誤の末にたどり着いた独自ルールが、「使う前に申告する」という仕組みです。スマホを使うときは、何をどのくらいの時間行うかを娘さん自身に宣言させます。

「オンライン学習に30分、宿題に1時間、ゲームに30分使うから〇時に返します」と、時計を見ながら現在時刻と返却時刻を確認するのだそう。

親が一方的に時間を決めるのではなく、子ども自身が計画を立てて「宣言する」という形にしたことで、スマホとの向き合い方が少しずつ変わってきたと彼女は感じています。

「親より友達の一言が効く」——仲良しの子のルールを見習い、自然と行動が変わることも

一番効いた対策として彼女が挙げるのは、意外にも「他の子どもの影響」です。仲の良い友達が家庭でルールを決めてスマホを使っていると聞いた娘さんが、自然とそれを見習うようになったことがあったそうです。

「親よりも他人から言われるのが一番効きました」と彼女は苦笑い。ただし「お友達が変わったら戻りましたが……」という現実もあり、効果が続くかどうかはその時々の人間関係にも左右されるようです。それでも、親の言葉が届きにくい時期には、友達という存在が思わぬ力を発揮することを実感した体験でした。

「制限だけではお互い窮屈。ダメな理由を納得するまで話すのが一番」同じ悩みを持つ親へのメッセージ

数々のトラブルと試行錯誤を経た彼女が、同じ悩みを持つ親に伝えたいことはこうです。

「親の私たちも使い方を見直すいい機会になります。制限だけではお互い窮屈になるので、ダメな理由や、使っていい時間や内容などを納得できるまで話すのが一番効果的な気がします。ずっと続かないので何度も繰り返しですが。お互い頑張りましょう」。

小3でのスマホ導入を「少し早すぎた」と感じながらも、SNS騒動や隠れ使用、ゲーム依存を乗り越え、子どもと対話を重ねてきた50代女性のリアルな体験談でした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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