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「納車おめでとう!毎日車貸してね」と笑顔で言う義母。非常識な態度に夫が決めたルールとは

  • 2026.6.23
「納車おめでとう!毎日車貸してね」と笑顔で言う義母。非常識な態度に夫が決めたルールとは

3人目を機に買ったファミリーカー

3人目を授かって、今の小さな車では手狭になった。

夫と相談して、思いきって大きめのファミリーカーに買い替えることにしたのだ。チャイルドシートを並べても余裕があって、ベビーカーも荷物も全部積める。それを楽しみに、納車の日を指折り数えていた。

その話を義母にしたときだった。

「良いねー、買って買って。私も運転したいから」

少し引っかかったけれど、たまに乗りたいくらいなら、と軽く受け流していた。まさかあんなことになるとは思っていなかった。

納車翌日から毎日の「車貸して」

新車が納車された翌日、さっそく義母から電話が来た。

「納車おめでとう!毎日車貸してね」

冗談だと思っていたら、本気だった。

その日から、ほぼ毎日のように連絡が入る。買い物に行きたい、友達と出かけたい、用事があるから、と理由はさまざまだった。

最初の数回は貸していたけれど、戻ってくる車はいつも給油もされず、シートの位置までずらされている。

新車のにおいが消えて、見覚えのないお菓子の袋が助手席に転がっていたこともあった。鍵を渡すたびに、自分の車がどんどん遠い存在になっていくようだった。

三人目の妊婦のお腹は日に日に重くなる。検診に行こうとした朝にも、また電話が鳴った。

「今日も車貸してくれる?」

そう毎日言われると、さすがに貸したくなくなってくる。私たちの生活のための車なのに、まるで義母の車のような扱いだった。

断ると角が立つ気がして、私は曖昧な返事を続けるしかなかった。胸の奥がずっと重かった。

夫が引いた一本の線

見かねた夫が、ある日きっぱりと言った。

「貸し出し業じゃないので」

母さん、と前置きしてからの、きっぱりとした一言だった。

電話の向こうで義母が言葉に詰まったのが、隣にいた私にも伝わった。

夫は淡々と続けた。妊婦と子どもたちのための車であること、毎日の貸し借りはもうできないこと。そして「遠出のときに、こっちが同乗していれば運転してもらってもいい」と、はっきり条件を示した。

義母は最初「そんなつもりじゃ」と言いかけて、けれど後が続かなかった。

電話の向こうで小さく咳払いをして、最後は「分かった、ごめんね」とだけ言って切れた。

それから、毎日の「車貸して」はぴたりと止まった。たまに会っても、義母は車の話題には触れず、少しばつが悪そうに私の体を気遣ってくる。

ルールが決まっただけで、こんなに気持ちが軽くなるなんて。線を引いてくれた夫の隣で、私は久しぶりに肩の力を抜いて笑えた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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