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「スマホを触りながらつまずく人を一緒に数えた」近畿の30代母の工夫。万博迷子・課金1万円・Youtubeめぐる攻防…小2娘との体験談

  • 2026.6.16

子どもにスマホを持たせる時期は「早すぎると心配、遅すぎても心配」——そんなジレンマを抱える親は多いはず。近畿在住の30代女性は、小学校低学年の娘に防犯・安全確認のためスマホを持たせて以来、万博でのはぐれ事件での位置情報活用、お風呂の隙を突いたYoutube閲覧、パスコード予測突破、通販で届いた洗剤1万円分——と、想定外のエピソードを次々と経験したと綴ります。

近畿在住30代女性と小学生娘の「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する30代女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(30代)
  • 居住地:近畿(三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
  • お子さん:小学1〜2年生・女の子
  • 使用機種:中古iPhone(親・家族のお下がり)
  • 初めてスマホを持たせた学年:小学1〜2年生
  • 持たせた最大の理由:子どもの安全確認・防犯対策のため
  • 現在の悩み度:やや悩んでいる(時々トラブルや不安がある)

万博でひとりで連れ去られた娘の場所をスマホの位置情報で確認。「あのおじさんがなりすましスタッフだったら」とゾッ

安全のために娘に持たせたスマホ。持たせていてよかったと強く感じた出来事が、万博でのはぐれ事件。

会場内で娘さんとはぐれてしまい、焦った彼女がスマホの位置情報を確認。蛍光色のベストを着た人物に手を引かれている娘さんの場所が特定できました。すぐに駆けつけて連れ戻しましたが、その人物はネームカードもなく、係員かどうかを確認したものの、要領を得ない返答だったそう……。

「スマホの位置情報で娘の場所がわかったので良かったですが、あのおじさんがもしなりすましスタッフだったらと思うとゾッとします」と振り返ります。

混雑した場所での迷子は親子どちらにとっても恐ろしいもの。位置情報がその「恐怖の時間」を最短で終わらせてくれたエピソードでした。

母がお風呂に入った隙にYoutube視聴。パスコードも家族のものを予測して突破されていた

思わぬ形で抜け道を作るトラブルも起きています。

帰宅後は使わない、20時以降は使用できないと約束していたはずが、彼女がお風呂に入っている間にYoutubeが閲覧されていたことが判明。アカウントが母親のものだったため、閲覧履歴から発覚しました。

さらに驚いたのはパスコードの突破方法です。あえて規制しすぎると躍起になるので、家族に関連するパスコードにしていたそうですが、娘さんはそれを予測して入力していたとのこと。

小学校低学年とはいえ、わが子の「抜け道を見つける力」は侮れません。パスコードの設定方法にも工夫が必要だと気づかされた出来事でした。

価格比較に夢中になった娘が「購入ボタン」を誤タップ。大量の洗濯洗剤が届き、請求額は約1万円

課金トラブルも経験しています。

インターネットでの商品の価格比較にハマり始めた娘さんが、少しでも安いものを見つけて母に報告しようとしていたある日のこと。彼女が以前娘さんのスマホで通販を使った際にクレジットカードが紐付けされたままになっていたことを忘れており、娘さんがよくわからないまま購入ボタンをタップしてしまったそうです。

後日、大量の洗濯洗剤が届き、請求額は約1万円。「実際に使えるものだったのでまだよかったですが、娘のスマホで何かを買うことはやめようと思います」と彼女。

悪意はなく、むしろ役に立とうとしていた娘さんの行動が思わぬ事態につながった、親としては苦笑いするしかないエピソードです。子どものスマホに決済情報を残さないことの重要性を改めて考えさせられます。

Youtubeをやめない娘に怒る日々。「もっと観るにはどうすればいい?」という視点にしかならず

最も大変だったのが、Youtubeをめぐる日常的な攻防。

視聴をやめるよう言うと怒り始め、「どうすればもっと観られるのか」「何をしたら好きなだけ観られるのか」という方向にしか考えが向かなくなり、宿題などの日々のタスクにまったく集中できない状態に。ルールを守らせようとするほど、娘さんの意識はスマホへと向いてしまうという悪循環でした。

そこで彼女が試したのが、毎朝その日のスマホ使用時間を一緒に確認するという方法です。「昨日は何時間使ったか」を画面で見せながら、スポーツや勉強、お手伝いに使った時間と並べて比較することで、娘さん自身が客観的にスマホとの向き合い方を考えられるようになったそうです。

「スマホ使用時間を自分で気にし始めてくれたのが、一番の変化でした」と彼女は振り返ります。

「スマホを触りながらつまずく人を一緒に数えた」——子どもに恐怖を実感させる独自ルール

ルール作りにも、ひと工夫があります。

「スマホは大人でも楽しくてやめられない」と説明するだけでなく、実際に街中へ出て、スマホを見ながら歩いている人や食事中に画面を見ている人を娘さんと一緒に数えたと言います。歩きスマホでつまずいたり、人にぶつかりそうになっている人も発見し、「スマホによって現実の情報が取れない怖さ」をその場で体感させました。

「そうすると、スマホをもっと使いたいという癇癪が少し治まりました」と彼女。言葉で伝えるのではなく、目で見て実感させることが、小さな子どもには特に有効だったようです。

「早く持たせるほど依存しにくくなる」——小学校低学年から持たせた母の実感

トラブルはありつつも、スマホを持たせた時期については「ちょうどよかった」と彼女は振り返ります。

「遅く持たせると、アプリやSNSの楽しさという刺激が強すぎて、小学校高学年になった時に依存しやすいと思います。早いうちから持たせると、『私にはいつでもスマホがある』『やることをやったら見られる』『今はスマホよりこっちの方が面白いかも!』という気持ちが生まれて、依存しづらくなるはず」と回答。

さらに「ハマりものはいつか飽きがきますから」と、長い目で子どもの成長を見守る余裕も感じさせます。

万博でのヒヤリハット、お風呂の隙を突いた閲覧、パスコード突破、1万円の洗剤——数々の試行錯誤を経ながらも、対話と体験を重ねることで少しずつ娘さんとの折り合いを見つけてきた近畿在住・30代女性のリアルなエピソードでした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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