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「リボーン ~最後のヒーロー~」最終話で得られた"気付き"――価値観や相性が悪くても、"出会ってからの環境"次第で性格は良い方向に変わる...かもしれない

  • 2026.6.18

こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

“タイムリープ”と“転生”を組み合わせた設定で話題を集めた高橋一生さん主演のドラマ「リボーン ~最後のヒーロー~」(テレビ朝日系)。最終話(第9話)が6月9日(火)に放送されました。

※本コラムには最終話の重大なネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください。

主人公がもうひとりの自分に伝えた「置かれた環境なんだ」

IT企業の創業社長だった根尾光誠(高橋さん)は冷酷無比な男。多くの人々から恨みを買っていた彼はある日、何者かに神社の階段から突き落とされてしまいます。意識を取り戻したものの、なぜかそこは14年前の2012年。しかも顔がそっくりの別人・野本英人(高橋さん・二役)になっていたのです。

もともとの英人はとある商店街の住人で、やさしく正義感にあふれ、周囲から慕われていました。光誠は真逆のタイプの英人として人生をやり直していくことに――というストーリー。

光誠は、英人と両想いだった幼馴染・池谷更紗(中村アンさん)や商店街の気の良い仲間たちと過ごしていくことで、どんどん性格が丸くなり、最終話を迎える頃には仲間想いのやさしい性格に変わっていました。

一方、そのタイムリープ後の世界にはIT社長・根尾光誠も存在していたのですが、最終話で、実は野本英人が転生していたことが明らかに。

つまり、主人公・光誠(体は英人)と英人(体は光誠)は、入れ替わって転生していたのです。

英人はもともとやさしい性格だったにもかかわらず、IT社長・光誠として生きるうちに、非情で冷酷無比な性格に変わってしまっていました。

そして最終話の後半にて、光誠(体は英人)と英人(体は光誠)が初対面。いわゆる“闇堕ち”状態に陥っていた英人に光誠がこう語りかけるシーンがありました。

「置かれた環境なんだ。どこに身を置いて、誰といるかで、人の性格なんて変わってしまう。俺は野本英人として生きるうちに、間違いばかりを繰り返すあかり商店街の人間が愛おしいとさえ思うようになった」

“育ってきた環境”・“出会ってからの環境”、どちらも重要

この光誠が英人に伝えた言葉は、結婚を前提に交際中の恋人がいるみなさんにとっても、“気付き”となるのではないでしょうか?

結婚を考えているパートナーが、自分とは育ってきた環境も性格も異なるというケースは多々あるでしょう。

環境や性格が似ていれば価値観も近いことが多く、環境や性格が異なると価値観も違うことが多くなるかもしれません。

ただ、“価値観が違う”のは悪いことというわけではありません。今まで自分のなかになかった新しい考え方をパートナーが教えてくれたり、考え方が違う者同士だからこそ良い影響を与え合って相乗効果が生まれたりすることもあるからです。

――とはいえ環境や性格が異なっていることが理由で、相性がいまいちと感じてモヤモヤしてしまったり、話の折り合いがつかずに衝突してしまったり、そういったネガティブなことが続くと不安に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

けれど、主人公・光誠の言うとおり、誰といるか・どこにいるかという環境によって、性格は変わっていくこともあると思うのです。

当初は“育ってきた環境”の違いによってソリが合わないところがあっても、“出会ってからの環境”次第でお互いの性格が良い方向に変わっていくかもしれない。相性が悪かった部分も、徐々に抜群の相性に変化していくかもしれない。

≪「幸せ」とは“何をするか”ではなく“誰といるか”≫という考え方

相互理解が深まって性格が良い方向に変わっていくことも?

もちろん「環境次第で誰もが性格が変わる」と断言することはできませんし、性格が変わるとしても一朝一夕で激変するなんてことはないでしょうが、結婚前から過剰に不安がる必要もないだろうと筆者は考えています。

「リボーン」は全9話のなかで14年の歳月を描いていました。冷酷無比だった主人公はいきなりやさしく他人想いの性格に変わったわけではなく、長い年月、恋仲の幼馴染や地元の仲間たちと過ごすなかで、徐々に変わっていったのです。

ですからみなさんも、結婚を考えているパートナーと考え方が合わないことがあったり、衝突してしまう日があったりしても、そこまで深刻に考えなくてもいいのかも…?

結婚生活ではお互いに思いやりの気持ちを持って接することを心掛けながら、穏やかな時間や幸福な体験をたくさん共有していくうちに、相互理解が深まって性格が良い方向に変わっていくこともあるでしょう。

結婚前から相性がばっちりでケンカが一切ないほうが理想だと思うかもしれませんが、“出会ってからの環境”次第で気になる部分を改善していける可能性も充分ありますので、焦りは禁物。

今はまだ心のなかにモヤモヤがあったとしても、結婚後の長い時間をかけてゆっくりとお互いが良い方向に変わっていけるようにしようと、前向きな気持ちでいるのがいいかもしれません。

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