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「褒め合うのやめない?」ママ友の集まりでぶつけられた本音→他のママ友たちと心から笑えたワケ

  • 2026.6.18

褒め合いの会が苦手だった

子どもがまだ小さかった頃、近所のママたちとの集まりが、月に何度かあった。

「その服、すごく可愛いね」

「えー、〇〇さんこそ、いつも可愛いもの持ってるよね」

会うたびに、誰かが誰かを褒める。それが、お決まりの流れだった。

本音なのか、社交辞令なのか、私にはまるで読めなかった。褒められたら褒め返さなくてはいけない。その空気に合わせるのが、正直しんどかった。

「〇〇さんのバッグも、素敵じゃない?」

急に話を振られて、私はとっさに笑ってごまかした。表では笑顔で褒め合って、心の中ではどう思っているんだろう。そう考えると、どっと疲れた。

だから集まりが始まると、私はそっと輪を抜けて、気の置けない別のママのところへ移動するのが癖になっていた。

年長ママの一言

そんなある日の集まりだった。いつものように褒め合いが一巡し、場がふわふわとした空気に包まれていた。

そのとき、グループでいちばん年上のママが、ふっと笑って口を開いた。

「ねえ、褒め合うのやめない?疲れるでしょ正直」

場が、しんと静まり返った。誰もが、言葉を失ったように固まっている。私も思わず、抜けかけた腰を止めて振り返った。

まずい空気になるかと、ひやりとした。けれど次の瞬間、別のママが、こらえきれないように吹き出した。

「……ふふっ、実は私も、ずっと思ってた」

その一言で、張り詰めていた空気が、ぱっとほどけた。

本音で笑える会になった

「私も、褒めるネタ探すの大変だったの」

「わかる、毎回それで頭使ってたよね」

「正直、褒められても、お返しのこと考えちゃってた」

堰を切ったように、あちこちから本音がこぼれ出した。みんな、同じことを感じていたのだ。誰も口に出せなかっただけで。隣のママと顔を見合わせて、私も思わず笑ってしまった。

「じゃあもう、無理に褒めるの、なしね」

年長ママがそう言うと、全員がほっとしたように笑った。

その日から、集まりの空気はがらりと変わった。「可愛いね」の代わりに、こんな会話が飛び交うようになった。

「今週、ほんとしんどかった〜」

「うちも。子どもの夜泣きで寝てないよ」

愚痴を言い合っては、げらげらと笑う。誰かを持ち上げる必要も、合わせる必要もない。

私はもう、輪をそっと抜け出すことはしなくなった。気づけば、いちばん前のめりで愚痴をこぼしている。

「みんなと話すの、楽しい」

取り繕った褒め言葉より、しんどさを分け合える笑い声のほうが、ずっと心地よかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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