1. トップ
  2. ヘルスケア
  3. 『食パン』vs『全粒粉パン』“血糖値”はどれくらい変わる?→医師が明かす“検証結果”に「ええええ」「意外な結果にびっくり」

『食パン』vs『全粒粉パン』“血糖値”はどれくらい変わる?→医師が明かす“検証結果”に「ええええ」「意外な結果にびっくり」

  • 2026.7.24
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

糖尿病内科医の山村そう先生が、血糖値の変化を実際に検証しながら、糖尿病予防や健康に役立つ情報を発信しているYouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」。

2023年3月29日に公開された『衝撃の検証結果!全粒粉パンは食パンとは違う?内科医が実食して血糖値の上昇を検証!』では、一般的な食パンと市販の全粒粉食パンをそれぞれ食べたとき、血糖値がどのように変化するのかを実際に測定しています。

「健康に良さそう」というイメージのある全粒粉パンと食パンですが、実際には血糖値の上昇にどのような違いがあるのでしょうか。今回は、動画で紹介

普通の食パンを食べると血糖値はどう変化した?

最初に検証したのは、6枚切りの一般的な食パンです。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

何も塗らず、トーストもせずにそのまま食べた状態で測定しました。

食べる前の血糖値は103mg/dLからスタート。30分後には132mg/dLまで上昇し、60分後には186mg/dLでピークを迎えました。

その後は徐々に低下し、一般的な食後の血糖値の変化がみられたと山村先生は説明しています。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

市販の全粒粉パンも血糖値は大きく上昇

続いて検証したのは、市販の全粒粉食パンです。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

食べる前の血糖値は107mg/dLでした。

30分後には123mg/dLまで上昇し、その後もゆるやかに血糖値が上がり続けます。60分後には182mg/dL、さらに80分後には196mg/dLとなり、普通の食パンより遅れてピークを迎える結果となりました。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

血糖値の上昇幅は89mg/dLで、普通の食パンの83mg/dLと大きな差は見られませんでした。

全粒粉パンは上昇がゆるやかでもピークはほぼ同じ

山村先生は、全粒粉パンのほうが血糖値の上昇が少なかったわけではないと説明しています。

食物繊維が多く含まれていることで糖の吸収がゆっくりになり、血糖値のピークが後ろへずれた可能性はあるものの、今回使用した市販の全粒粉パンでは、血糖値の上昇幅に大きな違いはみられませんでした。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

「全粒粉入りだから血糖値が上がりにくいはず」と過信してたくさん食べるのではなく、食物繊維やミネラルなど、白米や白いパンにはない栄養面でのメリットを期待して選ぶのがよいと話していました。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

全粒粉でも食べ過ぎには注意

今回の検証では、普通の食パンと市販の全粒粉パンで血糖値の上昇幅に大きな違いは見られませんでした。視聴者からは以下のコメントが寄せられていました。

参考になりました!
ええええ
意外な結果にびっくりでした。でも玄米と白米の検証を思い出しました。
最近、食べ過ぎ防止で完全栄養食パン以外のパンは食べていないんですが、食べ方も注意ですね。
先生でも血糖値がこんなに上がるのですね…

一般的に市販されている全粒粉パンの多くは、食べやすくするために小麦粉をベースに全粒粉を配合(ブレンド)したものです。そのため、含まれる糖質量自体は普通の食パンと大きく変わらない場合があり、「全粒粉だから大丈夫」と安心してたくさん食べてもよいわけではないと山村先生は注意を呼びかけています。

栄養面の違いはあるものの、血糖値の上昇に大きな変化はなかったため、どちらも食べ過ぎには気を付けながら、日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。


動画:衝撃の検証結果!全粒粉パンは食パンとは違う?内科医が実食して血糖値の上昇を検証!

協力:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

※本記事で紹介した血糖値の変化は、検証者(山村先生)個人の体質や測定時の体調、および検証に使用された製品の原材料に基づく結果であり、すべての人に同様の変化が起こるわけではありません。また、現在糖尿病などの治療中の方は、食事制限や食品の選択について必ず主治医の指示に従ってください。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で制作・公開しています。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ