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「考えすぎ!何もないって言ってるだろ!」浮気を否定し続けた彼。だが、友人が撮った一枚の写真で状況が一変

  • 2026.6.15
「考えすぎ!何もないって言ってるだろ!」浮気を否定し続けた彼。だが、友人が撮った一枚の写真で状況が一変

否定だけが続いた

付き合って三年。

彼とは結婚の話も出ていて、私はその先の暮らしまで思い描いていた。

潮目が変わったのは、彼のスマホがやたらと光るようになった頃だった。

画面を伏せる手つきに、見て見ぬふりはできなくなっていた。

「ねえ、最近やり取りしてる人、誰?」

「会社の同僚だよ」

「同僚と、休みの日も連絡取り合うの?」

「考えすぎ!何もないって言ってるだろ!」

彼はいつも、同じ言葉で打ち消した。

問い詰めるほど、私が疑り深い人間みたいに扱われる。

それ以上、踏み込めなかった。

「今度の週末、出張だから」

そう言い残して、彼は出かけていった。私は、信じるしかなかった。

友人が撮った一枚

その出張の日の夜、学生時代からの友人から連絡が入った。

買い物の帰りだという。

「今、繁華街にいるんだけど…彼、出張とか言ってなかった?」

心臓が、嫌な音を立てた。

続けて送られてきたのは、見知らぬ女性と腕を組んで歩く、彼の写真だった。

出張中のはずの彼が、そこに笑って写っている。隣の人に体を寄せて、心底くつろいだ顔で。

「念のため、撮っておいたよ。余計なお世話だったらごめん」

友人の気遣いが、かえって胸に刺さった。

これは見間違いではない。何度見返しても、写っているのは三年連れ添った彼だった。

後日、私は彼を呼び出した。

動揺は、できるだけ顔に出さないと決めていた。テーブルの上に、友人が撮った一枚を、そっと表に向けて置く。

「これ、出張先の写真?」

「……いや、その、これは」

「会社の同僚だって、ずっと言ってたよね」

彼の目が、写真の上をさまよった。

さっきまでの落ち着きが、見る間に剥がれていく。

「友達が、偶然見かけて撮ってくれたの。腕、組んでるよ」

「…違うんだ、これはただ」

「ただ、何? 出張って嘘ついてまで会う相手が、同僚なの?」

彼は言葉に詰まり、やがて観念したように両手で顔を覆った。

「……半年、付き合ってた。ごめん」

半年。私が信じていた三年の隣で、ずっと続いていた時間だった。

立場が入れ替わった夜

否定を貫いていた彼は、もう私の顔をまっすぐ見られなかった。

「どっちを選ぶとか、そういう話じゃないから。私が、あなたをもう選ばない」

「待って、ちゃんと話せば」

「話すことなんてないわよ!」

すがろうとする彼を残して、私は席を立った。

問い詰められていた側が、今は引き止める側に回っている。

「友達が見ててくれて、よかった」

店を出ると、夜の空気が思ったより軽かった。

嘘に付き合わされる三年が、ようやく終わったのだった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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