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「彼女いるの知ってますよね?」浮気相手にDMした私→返ってきた返信で、彼の嘘が全部つながった

  • 2026.6.15
ハウコレ

問い詰めるつもりで送ったメッセージ。けれど返ってきたのは、私と同じように待たされていた、もう一人の声でした。点と点が、つながっていきます。

スマホをいつも裏返して置くようになった彼の、その手元を何となく目で追っていました。付き合って二年、これまで気にもとめなかった小さな仕草です。けれど最近の彼には、説明のつかない時間が増えていました。

増えていく、会えない理由

以前の彼は、少し無理をしてでも会いに来てくれる人でした。それがいつからか、誘っても予定が合わなくなっていきました。「ごめん、しばらく仕事が立て込んでて、会えそうにない」。そう返ってくる回数が、月を追うごとに増えていったのです。仕事が大変な時期は誰にでもあります。それでも、彼の声からは以前のような申し訳なさが消えていて、その軽さがどうしても引っかかりました。

送ってしまった、一通のメッセージ

きっかけは、彼の知人がSNSにあげた一枚の写真でした。見覚えのない女性と並んで写る彼が、行ったこともないと言っていた旅行先で笑っていたのです。その女性のアカウントをたどり、私は自分でも信じられないメッセージを送っていました。「突然すみません。彼女いるの知ってますよね?」返信は、思っていたより早く届きました。「えっ、彼女さんがいるんですか。いないと聞いていました」。続けて、もう一通。「この前、一緒に旅行に行ったばかりなんです」。

つながってしまった、すべての嘘

彼女が旅行に行ったというその時期は、彼が仕事を理由に私を遠ざけていた、まさにその数日間でした。会えない理由も、裏返されたスマホも、消えていった申し訳なさも、ひとつの線でつながっていきます。私は彼にメッセージを送りました。「全部、つながったよ」。少し間を置いて、彼から返事が来ました。「全部、本当だ。ごめん」。その言葉にこれまでの二年間がすべて詰まっている気がしました。私は短く返しました。「もういい。さよなら」。

そして...

彼から何度も連絡が来ましたが、もう開く気にはなりませんでした。あの女性にも、短くお礼を伝えました。お互い、同じ嘘で待たされていた者同士です。不思議と、涙は出ませんでした。むしろ、ずっと感じていた小さな違和感の正体がはっきりして、気持ちが軽くなったような心地でした。二年分の「おかしいな」が、ようやく腑に落ちたのです。私を裏切ったのは彼ですが、その嘘をほどいてくれたのは、私自身が踏み出した一通のメッセージでした。怖かったけれど、送ってよかった。これからは、裏返されたスマホに気持ちをざわつかせる必要は、もうありません。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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