1. トップ
  2. エピソード
  3. 「これ、私のだよね?」フリマアプリで見つけた私のブランドバッグ→友人に突きつけた結果

「これ、私のだよね?」フリマアプリで見つけた私のブランドバッグ→友人に突きつけた結果

  • 2026.6.8
ハウコレ

フリマアプリの画面をスクロールしていると、見覚えのあるバッグが目に留まりました。持ち手に手作りのチャーム。それは、先月友人に貸したはずの、私のバッグだったのです。

貸したはずのバッグが、フリマアプリに並んでいた

休みの日に何気なくフリマアプリを開いて、ブランドバッグのページを眺めていました。相場を見るだけのつもりだったのに、並んだ商品の中に、どうしても見覚えのある一点があったのです。

色も形も、自分のものとそっくり。決め手は、持ち手のチャームでした。自分で作った世界に一つだけのもの。それは間違いなく、以前「ちょっと貸して」と頼まれて友人に渡したバッグでした。出品者の名前を確かめて、私はその画面をそっと保存しました。

「え、どれのこと?」ととぼける友人

保存した画面を、私は友人へのメッセージに貼りつけました。

私:「これ、私のだよね?」

既読はすぐについたのに、返信までには少し間がありました。

友人:「え、どれのこと?」

私:「先月貸したバッグだよ。チャームもついたままだし」

友人:「あー、それは似てるだけで別のやつだよ」

画面の向こうで、友人が言いわけを探しているのが伝わってきました。似ているだけ。そう言い張れば、ごまかせると思ったのかもしれません。

世界に一つだけのチャーム

私は、一つだけ伝えることにしました。

私:「私が手作りしたチャーム、世界に一つしかないんだけどな」

そこから、既読のまましばらく返信は止まりました。入力中を示す表示が出ては消え、また出ては消え。やがて届いたのは、短い一言でした。

友人:「……ごめん、今すぐ取り下げる」

出品ページは、その日のうちに消えていました。

そして...

後日、友人は会って事情を話してくれました。急な出費が重なって、手元のもので売れそうなものを探していたのだそうです。借りものだとわかっていながら、相談する勇気が出ないまま、出品ボタンを押してしまったと。

責める気持ちがなかったといえば、嘘になります。それでも、とぼけずに最初から打ち明けてくれていたら、私はきっと一緒に方法を考えていました。バッグは無事に戻ってきましたが、貸し借りの前に必要なのは、ものよりも正直さなのだと教えられた出来事でした。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる