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花とグリーンに癒やされる、都内近郊の最旬スポット7

  • 2026.6.5
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こだわりの花屋、植物があふれる都会のホテル、進化した植物園まで。忙しい日々にひと呼吸、植物とともに過ごす時間へ。『エル・デコ』6月号より。

SATOSHI TAMURA

Hljóð

住宅街にひっそりと佇む光と花の隠れ家

2024年10月に東京・下落合にオープンした一軒家のフラワーショップ「ヒュウド」。もともとは店主の齋藤拓磨の友人が、設計事務所兼住まいとして使っていた2階建ての古い建築。これを引き継ぎ、わずかな改修を加えて静謐な空間をつくり上げた。1階には季節の花が並び、2階は家具や花器などが配され、ゆっくりと見て回ることができる。

<写真>まるで誰かの自宅に招かれたような没入感のある、静かで温かい空間。主に1階に季節の花が並び、置かれた家具や花瓶も販売する。

SATOSHI TAMURA

齋藤はメキシコの建築家ルイス・バラガンの自邸を訪れた時、自然光と影を生かした空間に魅了された。そこからインスピレーションを得て、店では照明を最小限にとどめて、光の移ろいを感じられる空間に仕上げた。「どんな人でも立ち寄りやすく安心できる場を」と語る。何でもない日にこそ訪れたい。

<写真>2階に置かれたチェアに腰掛け、ひと息ついてゆっくりと花を選んだり、ぼーっとしたり。「2階は僕から逃れられる場所ですよ」と齋藤。

SATOSHI TAMURA

<写真>店内では花以外に、オブジェや花瓶も販売している。写真は東京で制作されている、土の子の土器。

SATOSHI TAMURA

<写真>花は1輪から購入が可能。日常に寄り添う、肩肘張らない花がそろう。

SATOSHI TAMURA

<写真>店内の随所にさりげなく飾られた、花瓶と植物のアレンジも参考になる。

SATOSHI TAMURA

<写真>店の入り口に花を生けることも。庭には草木が植えられ、腰掛けられるベンチを設置。近隣の住民たちがふらっと訪ねてくることも。

Hljóð(ヒュウド)
東京都新宿区下落合4-1-10

※営業日や休日、営業時間はInstagramで確認を

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Graphpaper conservatory

服と観葉植物が、ひとつ屋根の下に

花や植物を軸に空間表現を行うエデンワークスの店舗跡地に、その意思を引き継ぐ新店舗「グラフペーパー コンサバトリー」が2026年2月にオープンした。未来に残るべき服とは何かを問い直す新たなレーベル、グラフペーパー マイナスの衣服と、エデン
ワークスがセレクトした育てやすい観葉植物がひとつの空間に並ぶユニークなショップだ。自分に似合う衣服を探す感覚で、植物をじっくりと選べる。この店舗限定でエデンワークスから引き取った花や植物のロス素材を使用して染め上げた、特別な服のコレクションも展開している。観葉植物とアパレルという、異なる世界が「自然のものを扱う」という共通の視点を持ち、生まれた新スポットに注目だ。

<写真>約25㎡のこぢんまりとした店内。天井高を生かした吹き抜けとガラス張りのフロアが印象的な2フロアに改装した。1階z植物、階段を上がった2階が衣服という構成。

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<写真>店舗はもとの建物の躯体や外観を生かしている。場所は代々木公園と渋谷のちょうど間。街歩きのついでにふらりと立ち寄りたい。

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<写真>販売する観葉植物は全てエデンワークスがセレクト。育てやすい品種が少しずつ並ぶ。

Graphpaper conservatory(グラフペーパー コンサバトリー)
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-11

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1 Hotel Tokyo

都会に居ながらひと息つける、緑たっぷりのホテル

アメリカ発のサステナビリティをコンセプトに掲げるラグジュアリーホテルブランド、ワンホテルズが日本初進出を果たし、東京・赤坂に「ワンホテルトウキョウ」が3月に開業した。高層ビルの38階から43階にかけて、全211室の客室やレストラン、スパを擁するシティホテル。

<写真>38階のラウンジには日本のクラフトジンを楽しめるバー「スポッテッド ストーン」が併設。ホテル内の植栽は竹中庭園緑化が担当している。

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インテリアデザインを手掛けたのは相崎準が率いるニューヨークの建築・デザインスタジオ、クレム。ロビーにはたっぷりの植物が並び、気流を表現した天井のディテールや雲のモチーフなど、自然界から着想を得たデザイン要素がちりばめられている。東京のど真ん中にステイしながらも自然を身近に感じられる、控えめで心地よいラグジュアリーホテルだ。

<写真>38階からは東京のスカイラインを一望できる。植物と自然素材を用いたバイオフィリックデザインを採り入れた、心地よい空間。

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<写真>スイートの客室。どの客室にも本物の植物が置かれている。

1 Hotel Tokyo(ワンホテルトウキョウ)
東京都港区赤坂2-17-22

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OTAKI HERB GARDEN

食べて触れて癒やされる、話題の有用植物苑

昔からハーブや薬草の栽培が盛んだった、千葉県・大多喜町。この地域で親しまれてきた「大多喜ハーブガーデン」が、2026年2月に「大多喜有用植物苑」と名前も新たにリニューアルオープンした。昔から食べたり、日用の道具をつくる材料にしたりと、身近な「有用植物」。日本やアジアで親しまれてきた有用植物に焦点を当て、その文化に気軽に触れられる場を目指している。

<写真>内庭には常緑で有用性のあるアジアの植物が植えられた。屋根付きのベンチなどで、カフェで購入したドリンクをゆっくり楽しんで。

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施設の中心は広大な外庭と内庭。四季の有用植物を使ったフードやドリンクを提供するカフェと、植物や焼き菓子、スパイスなどを販売するショップを併設する。じっくりと植物を楽しみ、癒やされながら植物との関係性に思いを巡らせる。今までにない新たなスタイルの施設が誕生した。

<写真>印象的なカウンターの壁はスタッフ自ら柿渋染めした和紙を使用している。

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<写真>カフェでは季節ならではの素材を使ったフードやドリ
ンクを提供。

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<写真>ショップではオリジナルの茶葉やスパイス、雑貨などを販売。

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<写真>カフェスペース。空間ディレクションは日高海渡、建築設計は會田倫久、インテリア・マテリアルデザインを佐藤光葉が担当した。

OTAKI HERB GARDEN(大多喜有用植物苑)
千葉県夷隅郡大多喜町小土呂2423

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THE BOTANICAL RESORT RINNE

BBQやサウナも!日本初の泊まれる植物園

1981年開園の茨城県植物園が、2025年11月にリニューアル。宿泊施設や温浴施設、アクティビティやバーベキューエリアを備えた、泊まれる植物園「ザ ボタニカルリゾート リンネ」として生まれ変わった。ドーム型の熱帯植物館を楽しんだ後は、手ぶらでOKなバーベキューを堪能。そのまま本格的なサウナを備える温浴施設「りんねの湯」で心と体を整え、コテージやグランピングで宿泊という、一日中自然を感じながら遊べるスポット。家族や友人とのプチトリップにも!

<写真>およそ240種、2万3000本の熱帯・亜熱帯植物が集合する熱帯植物館「バニラドーム」。

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<写真>熱帯植物館内には迫力のある滝も。リニューアルでドーム内にカフェも登場。

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<写真>山小屋風のシャレーをイメージした2階建てコテージは、自然と調和した小高い場所に位置する。コテージ以外にグランピング施設もある。

THE BOTANICAL RESORT RINNE(ザ ボタニカルリゾート リンネ)
茨城県那珂市戸4369-1

SATOSHI TAMURA

ABCD FLEURS

ヨーロッパの街角を彷彿させる小さな週末フラワーショップ

祐天寺駅と学芸大学駅のちょうど真ん中あたりにある、週末のみ営業のタイニーなフラワーショップ。オーナーが「海外にあるような小さな花屋さんをつくりたい」と構想し、2025年に本格オープンを果たした。USMハラーのモジュラー家具に季節のブーケとオリジナルのアパレルやトートバッグ、セレクトした雑貨が並び、気取らない雰囲気がうれしい。散歩のついでにふらっと立ち寄れる、街のキオスクのような花屋だ。

<写真>店は目黒区・五本木の静かな住宅地にある。コンパクトな店舗だが、USMハラーの什器やさりげなく置かれたエットレ・ソットサスのキャニスターなど、空間のつくり方も魅力。

SATOSHI TAMURA / Hearst Owned

<写真>用意される花は季節によってさまざま。ヴィンセント・ツァンのアートワークが描かれたペーパーに包まれ、ギフトにも喜ばれるはず。

ABCD FLEURS(エービーシーディー フルール)
東京都目黒区五本木2-41-9

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EW.Pharmacy #106

ドライフラワーをその人に合わせて調合

篠崎恵美が主宰するドライフラワーショップ「イーダブリュー
ファーマシー」の新店舗が2026年3月、原宿にオープンした。季節ごとに入れ替わる12種類のドライフラワーを用意し、薬の調合をするように一人ひとりに合わせてアレンジ。また、香りのオリジナルアイテムも幅広く展開する。ロサンゼルス発のロッキーズマッチャとコラボレーションし、抹茶やほうじ茶のドリンクもテイクアウトで購入できる。

<写真>店舗はこの春開業したばかりの、原宿クエストの1階。インダストリアルなインテリアに鮮やかなドライフラワーが映える。

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<写真>ロッキーズマッチャとコラボレーションしたドリンクは、このカウンターからテイクアウトのみ販売。街歩きのひと休みにも訪れたい。

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<写真>ショーケースには季節のドライフラワーが並び、希望やイメージに合わせて調合し、アレンジしてくれる。

EW.Pharmacy #106(イーダブリュー ファーマシー #106)
東京都渋谷区神宮前1-13-14 原宿クエスト1F

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『エル・デコ』2026年6月号

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