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梅雨入り前の6月にやるバラの手入れ3つ|花がら切り・水やり・お礼肥の基本

  • 2026.5.31

梅雨入り前の6月にやるバラの手入れ3つ|花がら切り・水やり・お礼肥の基本

6月は盛大に咲いたバラにお疲れ様の意味も込め、細やかなお手入れが必要な季節です。そろそろ梅雨入りも気になりますが、天気予報に気を配りスムーズに作業を進めましょう。早咲きのバラでは二番花を咲かせる品種も出てきます。

バラの花がら切りを継続しよう

バラは春の一番花が終わり、遅咲きの品種も6月に入るとほぼ花は終わります。
早咲きのバラの二番花の開花が始まっていることもあるでしょう。
庭のバラが咲き終わったら必ず花がら(咲きがら)を切る習慣を付けてください。

庭が美しく整うだけでなく、四季咲きのバラは枝を適切に切ることで、そこから新しい芽が出るようになります。
この芽が生長し、50日前後で次の花へとつながっていくわけです。

花がらを切る際は、はさみを入れる位置に注意します。
バラの葉をよく観察すると、枝から5枚の葉が出ている5枚葉と、3枚の葉が出ている3枚葉があるのがわかるでしょう。

場合によっては1枚葉だったり、オールドローズには7枚葉があったりもします。
しかし多くは5枚葉と3枚葉で、ハサミは5枚葉の付け根の上5~6ミリの位置に入れるのが基本です。

ハイブリッドティー(HT)の場合、切り捨てる枝に5枚葉が2つ付いている程度の高さに切ります。切る枝が長すぎると次の枝が育つまで時間がかかるし、短すぎるとよい芽が育ちません。

一つの房に花がたくさん付くフロリバンダ(FL)の場合は1つの花が終わるたびに花首から切り、房に付いている全部の花が終わったら、HTと同様に5枚葉の上にハサミを入れます。

イングリッシュローズなどのシュラブ系は、花が終わるたびに5枚葉を1つつけた浅めの花がら切りを行い、以降これを継続します。

花がら切りはつるバラやミニバラ、鉢栽培のバラなど、どのバラにも行います。
旺盛に伸びるつるバラなら枝を長く切ってもよいし、ミニバラは株の上部を軽く刈り込むように切ってもよいでしょう。
5枚葉がどうしても見つからない場合は3枚葉の上で切っても致し方ありません。

6月の水やりと、バラへのお礼肥

梅雨時の6月は水やりが難しい季節でもあります。
雨が毎日たくさん降ればもちろん水やりは不要ですが、湿気が多くて少しだけ降雨があるような場合、土の表面は湿っていても中は乾燥していることもあるからです。

晴天が続いて土壌が乾いたのを確認してからたっぷりと水を与えるようにしましょう。
毎日少しずつ与えていると、根は土中深くまで張れず、これからやってくる真夏の暑さを乗り越える力が付きません。

また、肥料は春の花をたくさん咲かせてくれたお礼の気持ちを込めて、即効性の化成肥料をバラ1、2株につき一握りほど株元にバラまき、軽く埋めておきます。
大きく生長したつるバラや一季咲きのオールドローズには、このお礼肥は必要ありません。

HTにはシュートの処理を行う

4~6月にはバラの根ぎわから、元気な新枝が出て日ごとに伸びていきます。
これはシュートと呼ばれる、将来の主幹となる大事な枝ですから注意深く育てます。

HTではこのシュートの処理を行う必要があります。
品種により一概には言えませんが、HTならシュートが40㎝ほど伸びてきたら先端の5~6㎝を手で折りとります。
シュートは柔らかいので手で簡単に折れます。

折りとった位置からまた新枝が伸びるので、30~40㎝ほど伸びたら、同じように先端を5㎝程度折りとります。
これを3回ほど繰り返すと、折りとった場所は目立たなくなり、最終的には立派な1本の枝になります。
この枝に来年のよい花が咲くわけです。

なお、シュートの処理はFLでは1回ほど行い、イングリッシュローズなどのシュラブローズには行わなくても大丈夫です。
シュートをそのままにしておくと枝の先に花が咲きますが、咲き終わったら5枚葉を2つほど付けた花がら切りを行っておきましょう。

※2025年6月7日に配信した記事を再編集しています。

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