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“究極の快適空間”を追求する新トレンド「コージーマキシマム」とは?

  • 2026.5.29
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住まいを「ヒュッゲ(居心地の良い快適な空間)」な癒やしのオアシスへと整えることは、家で過ごす時間を存分に楽しむための最高のアイデア。なかでも、もともと秋冬の模様替えの手法として昨今SNSを中心に爆発的なブームを巻き起こしたのが、心地よさを極限まで高める「コージーマキシマム(cosy-maxxing)」というトレンドである。

温かみのある色調、触り心地の良いテクスチャー、そして何層にも重ねられたファブリックの柔らかさ……。それは肌触りの良いタオルケットや、お気に入りのキャンドルをたっぷりと用意するイメージだ。「Hammonds Furniture」のインテリアコーディネーター、メリッサ・デンハムは「本当に心からリラックスでき、自分を解き放ってエネルギーを充電できる空間を作ることが何よりも大切です」と語る。

ここでは、デザインや色彩のスペシャリストたちが、コージーマキシマムの定義や、これほどまでに人々を惹きつける理由、そしてこのトレンドを自宅に上手にとり入れる方法を詳しく解説する。UK版「ハウスビューティフル」より。

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そもそもコージーマキシマムとは?

TikTokから瞬く間に拡散した「コージーマキシマム(cosy-maxxing)」は、その名が示す通り、極限まで心地よさを追求した空間づくりを意味する。「コージーマキシマムとは、温もりがあり、心が落ち着くインテリアのことです。我が家ならではのくつろぎ感が強ければ強いほど良いですね」と、塗料のエキスパートサイト、「The Paint Shed」のCEO、マイケル・ローランドは語る。「このスタイルは、温かみ、素材の質感、照明、そして香りを組み合わせることで、日々の忙しさから離れて、心穏やかな時間を過ごす手助けをしてくれます」

しかし、これは単なるデザインのトレンドにとどまらない。コージーマキシマムには、マインドフルネスやセルフケアの側面もある。「生活環境がもたらす心地よさは、私たちの心身の健康(ウェルビーイング)に大きな影響を与えます。だからこそ、このアプローチを意識することは、とても有意義なことなのです」と、メリッサは付け加える。

単に住まいを美しく飾るだけでなく、その空間を心から楽しむために時間を割くこと。それこそが、コージーマキシマムを文字通り「最大限(マックス)」に満喫するための鍵となる。

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今なぜコージーマキシマムが人気なのか?

無駄を削ぎ落としたミニマリズムや、控えめなニュートラルカラーが長年主流だったが、今や多くの人々が、より温かみがあり、ホッとできるようなインテリアへと目を向けている。「心身を回復させてくれて、完全にオフになれる場所や空間が今、心から求められています」と、「Headboards & Interiors」のディレクターであり、インテリアの専門家、スザンヌ・ヘイズは解説する。「大切なのは、自分をそっと支えてくれるような住まいを築くことなのです」

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模様替えでかなえるコージーマキシマム

居心地の良い空間を作るには、適切な色合いを選ぶことが欠かせない。「ソフトなテラコッタカラーは、カラーキャッピング(壁の上部や天井を塗り分ける手法)に最適です。クリーミーなニュートラルカラーや、落ち着いたグリーン、柔らかなトープと組み合わせると良いでしょう」と、マイケルは提案する。さらにドラマチックでラグジュアリーな雰囲気に仕上げたいなら、深みのあるバーガンディやネイビーブルーを取り入れて、芸術的なアールデコ調のスタイルに挑戦してみるのもおすすめだ。

また、部屋の印象を瞬時にガラリと変える最も簡単な方法の一つが「香り」である。温かみのあるウッド系やスパイシーなノート、柔らかなフローラル系の香りは、空間の居心地の良さを大きく左右する。「リビングルームにはサンダルウッドやシダーウッドがおすすめです。空間に奥行きと温もりをもたらしてくれます」と、メリッサは語る。さらに一日の終わりに心身を解きほぐすベッドルームの環境を整えるためには、ジャスミンやラベンダーを選ぶことを彼女は提案している。

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照明は様々な光源を用意するのが正解

照明に関して言えば、これもまたTikTokで大ブームとなっているトレンドだが「一室一灯(部屋全体を均一に照らす主照明)」をあえて避けることが、コージーマキシマムの精神に完璧にマッチする。「タイプの異なる照明を、部屋のさまざまな高さに点在させてみてください」と、「OKA」の共同創業者でありクリエイティブディレクターを務めるスー・ジョーンズは提案する。さまざまなデザインのランプベースや、自然から着想を得た柄、アースカラーを取り入れたシェードを組み合わせ、もちろん、たっぷりのキャンドルの光も添えて、明かりを何層にも重ねていくのがポイント。

仕上げには、視覚的にも機能的にも究極の心地よさをもたらす、クッションやスローを加えればスタイルの完成!「Hammonds Furniture」のメリッサ・デンハムは「ソファやアームチェアに肌触りの良い大判のブランケットを無造作に掛けるだけで、部屋が一気に居心地の良い雰囲気になります。冷房による冷えが気になるときにも、体を優しく温めてくれますよ」と語る。その心地よさを最大限に高めるなら、できるだけコットンやウールなどの天然素材を選ぶのがおすすめだ。

Original Text : Eve Smallman

>>UK版『House Beautiful』のオリジナル記事はこちら

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